この1週間、この問いについて考えながら過ごしておりました。
今週は3日間ほど大阪・京都に滞在。
その後は熊本に戻り、関東から来たアドレスホッパーの方と鍋パーティーをしたり、フードロスしかけていた大根をコミュニティで救ってみたりしてました。
この1週間も様々な方と出会うことができ、最高にハッピーな時間でした。
やはりこのぐらい新しい出会いがあると楽しいですね。
そして、今回は上記の問い「多様性を受け入れるとはどういうことか?」を個人的なテーマにしつつ、新たな出会いと対話を楽しみました。
今までの経験上、こうやって対話を重ねながら自分の思考も進めていくと、どこかのタイミングで、納得感のある答えを生み出すことができるのですが、
今回も見つけました。
Q.『多様性を受け入れる』とは、どういうことか?
A.その問いの答えは、「無い」です。
『多様性を受け入れる』という概念は存在しない。
もっと正確にいうと、多様性に「受け入れる」という概念は存在しないということ。
概念とは、対象を認知する(ある程度固定化する)ための尺度だと個人的には思っているのですが、
多様性(対象)を、受け入れる(尺度)で認知することはできない。
なぜなら、その認知だと、心理的に矛盾が生まれると感じたからです。
多様性を受け入れるが良いこと。という印象を持った時点で、多様性を受け入れないことを、受け入れるのが理論上叶わなくなる。
良い悪いという印象を持たなければ、無限に受け入れることができそうだけど、何かしらの意見を受け入れていくことで何かしらの意見は受け入れられなくなるような気がします。
それは、AIだとしても。
つじつまが合わなくなる。
ひとまず僕の中ではこの答えで腹落ちしました。
ちなみに、『多様性を受け入れる』について考えていたのは、
『多様性を受け入れる』ことで自分の本質に気づくことができるようになるのでは?という仮説を持っていたため。
ひとまずこの仮説はまた別の概念で考えていきたいと思います。
しかし、今回の問いの旅で、自分の中の「概念」と「価値」の解像度が高まりました。
それについてはまた別の記事で書きますが、これは非常に嬉しい副産物。
記事化するのが難しいのがネックですけどね。
そして、来週はまた新たな概念との出会いを求めて福岡の展示会へ行ってきます。
最後に、私にとっての「概念」を表す絵?記号?を描いてみました。
ありがとうございます