今週は過ぎるのがばかみたいに早かった。日中の仕事はもちろん、日曜の夜に走り、月曜と木曜の夜に終電近くと終電まで飲み、火曜は試験を受け、月曜と水曜は早朝から仕事をしたりもし、水曜の夜はヨガに行き、金曜は落ち着かなくて会社で大掃除しかせず、夜はフルーツを食べ…などと暮らしていたら1週間終わってしまった。
ひとり社員が辞めようが、会社としての送別会的なことはないに等しいというか、会社全体に伝わることなく知らない間に居なくなっているひとがいたり、辞めることがわかっていても見て見ぬ振りをして見送りもせず…みたいなことしかない会社なので(全然大人数ではないのですよ、手の届く範囲にみんないる感じなのに……)、いくら辞める本人が「そういうことはしてもらわなくてもいい」と考えていようが最低限気持ちよく送り出してあげようよ、となるのが普通で。。。
(あ、コロナ禍じゃないころからですよ)
まあでも世の中なにが普通なのかはわたしもよくわからなくなっているので、これもある意味普通の姿なのかもしれないのだけれど。
わたしはそういうのは嫌だなぁと思うので、自分が帰るまえにきちんと話をしてきた。けっこう仲良くしてもらってありがたく、きのうも終電まで飲んだし、来週もきっと会社にいるに違いない…と考えてしまうのだが、いないんだよな。とおもうと寂しい。でも私もあと一ヶ月で居なくなるんだ…
寂しいなぁと思いながら帰宅し、フルーツ盛り盛りパンケーキで金曜日を〆た。ばいばい金曜日。そしてばいばい頼りがいのある編集者。ばいばい明るい空気。元気でできる子が辞める会社に未来はない。せいぜい旧態依然のままがんばるんだな!
(いや私はあと一ヶ月そこで働くのだからまだこんなことを言ってはいけないのか…)
フルーツめちゃくちゃおいしかった。切ない一日だったけれどきょうもいい日だったよありがとう。金木犀の匂いとともにこの日を忘れないでしょう。