辛味について
アーユルヴェーダで辛味は、
・熱性
・軽性
・乾性
火と風の要素を持っています。
ピッタとヴァータの性質を増やし、
カパの性質を減らします。
辛味は、
・消化促進
・体を温める
・発汗作用
などの作用があります。
逆に辛味を取り過ぎると、
・体力の減退
・下痢
などが起こります。
東洋医学の五行色体表からの辛味をみると、
辛味は、
・金
・肺、大腸が対応臓腑
・五味の作用としては散(辛は汗を発散させる)
・病気になって表れやすい場所は鼻
・弱ったときに症状が現れやすいのは体毛(上背部や額の体毛が濃くなる)
・病気の時の味の好みは辛味
辛味を食べ過ぎたりすると、
とても汗をかいたり熱くなったりすると思います。
また排便時にも下痢やや灼熱感を感じたりすることがあります。