最近般若心境入門なるものを読んでおります。
神道系も読んだりと少々そちら側の知識を集めております。
般若心経については、
歌う僧侶 薬師寺寛邦 キッサコを聞いてちょっと読んでいる感じになります。
さてそこで読み進めて思うのが
般若「心経」(しんぎょう)
そう注目は心経です。
ここで私は漢方や中医学を学んでおり、
あまり意識をしておりませんでしたが
「心経」(しんけい)
いわゆる鍼灸のツボ(心臓の)
途中にツボについて調べたことある方は良く知っていると思われる
「神門」もあったりします。
心臓を臓象概説で言えば、
「血脈を司る」
「神志を司る」
今回触れたいのは「神志を司る」です。
精神、意識活動、思惟活動を主宰する機能になります。
まあ心臓の感情でいえば「喜び」というのもなかなか面白い所です。
般若心経とこういったものを絡めて考えてみるとなるほどと思ってしまうところです。
般若は「智慧の原語」パーリ語でパンニャー、音訳して般若です。
そう考えると心から病にかかるのは当然とも言えるのかもしれません。
病は気からなんていうのは気をエネルギーと考えるなら、
「機能」が低下するなんて考えもできるんですよね。
気=陽。
そうなればその低下した機能を亢進させてやればいいなんて考えもできます。
当然温や熱ですね。
涼や寒だと熱を冷ます、機能を抑制すると考えられます。
といっても浮腫みなどだとこれはまず瀉法になりますが・・・。
瞬間的に怒りが頭に上るような方はまあ肝臓の熱がやばいと考えることができます。
般若心経を学ぶとより面白い考え方ができるような気がしております。
雑文になりましたのでこれくらいで。