ども、Pockyです。
2019年1月に1600万ドルをハッキングされ、現在返金対応中のクリプトピアが再びハッキングされたようです。
◆ Cryptopia(クリプトピア)とは
◆ 2019年ハッキング事件
◆ その後の裁判と返金対応
◆ 今再びのハッキング
◆ まとめ
Cryptopia(クリプトピア)は、2014年に設立されたニュージーランドの仮想通貨取引所です。
クリプトピアの最大の特徴は、取り扱っていたアルトコインの種類の多さです。
2017年から18年にかけてのICO流行時には数々の草コインがクリプトピアに上場し、一躍人気の取引所となりました。
ALISトークンも2017年10月にクリプトピアに上場し、当時はCoinexchangeと並んでALISの主要取引所でした。
2019年1月15日、クリプトピアで巨額の損失を伴うセキュリティー侵害が確認され、急遽取引が中止となりました。
後日報じられたところによると、クリプトピアが管理していた顧客資産24,000,000NZD(16,000,000USD)相当の仮想通貨がハッキングによって盗まれたようです。
事件の詳細は明らかにされていませんが、結果的にクリプトピアは財政的に立て直し困難となり、同年3月に破産申告が行われました。
ユーザーがクリプトピアに置いていた仮想通貨は全て出金不可能となり、ALISユーザーをはじめ、多くの日本人がこの被害者となりました。
その後、債権者や株主、取引所利用者の間で、取引所が保有する資金(約1.1億ドル)の分配方法を争う裁判が行われました。
これにより、「被害者は取引所の資金に対して権利を有する」との判決が下され、返金対応が行われる運びとなりました。
2020年12月から返金対応に関する申請が開始され、現在(2020年2月)もこのプロセスの最中です。
今回のハッキングは、2021年2月18日にStuff reportが報じたものです。
これによると、清算中のクリプトピアが再びハッキングされ、62,000NZD(45,000USD)相当の仮想通貨が盗まれたようです。
今回ハッキングされたのは、2019年1月のハッキング以来休止状態だったStakenetのコールドウォレットで、クリプトピアの清算者であるGrantThorntonの管理下にあったとのことですが、その詳細は不明です。
なお、今回のハッキング事件に関してクリプトピアからのアナウンスはまだありません。
報道によれば、ハッキングによる今回の被害額(4万5千ドル)は、前回の被害額(1600万ドル)ほどではありませんでした。
しかし、これにより返金対応の雲行きもだいぶ怪しくなってくるかもしれません。
(というかそもそも期待できませんでしたが。)
果たして僕らの盗まれた$ALISが戻ってくることはあるのでしょうか...。
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