こんにちは、Takaです。
個人的に少し気になるプロジェクトを見つけました。
フクロウのアイコンが特徴的な「OVO」
BSC系のNFTプラットフォームです。
一見ぱっとせず、なんなら胡散臭さすら感じる振興プロジェクト。
しかし気になる点がいくつかあるので合わせて紹介します。
◆ OVOとは
◆ プロジェクトの特徴
◆ NFTとファーミング
◆ OVOトークン
◆ 今後のロードマップ
◆ まとめ
OVOは、デジタル著作権を持ったNFTの発行、取引、デリバティブファイナンス、マーケットプレースを備えたサービスプラットフォームです。
グローバルなデジタル著作権を保護し、NFTの発行から流通までのワンストップ管理システムを提供します。
これにより世界的に有名なキャラクターや著名人のコレクタブルアイテムをブロックチェーン上で管理・保護することができます。
現在はBSC上に構築されていますが、今後FLOWチェーンへの移行を計画しています。
記事を書くにあたってプロジェクトのホワイトペーパーを読んでみたのですが、正直まだ不透明な部分が多いというのが率直な感想です。
しかし個人的に気になる点がいくつかあったので紹介します。
まずはチームについてです。
このプロジェクトのコアメンバーは誰一人として公開されていません。
しかしプラットフォームが日本語・中国語対応していたり、日本語公式Twitterがあることから、日本を中心としたアジアメンバーによるプロジェクトのように思えます。
また、すでにOVO内でNFTシリーズをリリースしているのですが、その第一弾はLINEスタンプとして日本で人気の「にゃっちーず」というキャラクターです。
そしてさらに気になるのはホワイトペーパーの中に登場しているこちらのフロー図。
NFTの流通・管理を図解したものですが、「遊戯王」や「ドラゴンボール」、「セーラームーン」といった日本のアニメキャラクターが。
同じく図の中にある「にゃっちーず」が提携第一弾としてリリースされたことを考えると、まさかこれらのアニメとも提携しているのか!?と思えなくもないです。
また、プラットフォームの下部にはなぜか「FTX」のロゴが。
ちなみにOVOは今後ネイティブトークンの発行を予定しているのですが、ワンチャントークン上場の提携かなんかしてる…?
あくまで何の根拠もないただの匂わせに過ぎませんが、気になります。
OVOのマーケットプレースでは第一弾として「にゃっちーず」のNFTコレクションがリリースされています。
ミステリーボックスによるガチャ($10/1回)とオークション方式の2種類で販売されており、BSCウォレットを接続してBUSDで買うことができます。
ちなみにガチャには大当たりとして1BTCがもらえる特別NFTも入っているそう
大当たりは報告されてないのでおそらくまだ出てないようです。
さらにホワイトペーパーによればこれはただのコレクティブルではなく、今後発行されるOVOトークンのファーミングに利用できるようです。
各NFTは★1から★5までのレアリティが設定されており、これはファーミングでの耐久性に影響すると書かれています。
つまりレアなNFTほどOVOトークンをたくさん収穫できるというわけですね。
また同じレアリティのNFT5枚を合成すると、一定確率でワンランク上のNFTを獲得できます。
このNFT合成機能は2021年9月現在、まだリリースされていません。
前述したとおりOVOは独自トークンを発行予定です。
ティッカー:OVO(未確定)
規格:BSC(FLOWへ移行予定)
総発行:300,000,000
全体の50%がエコシステムのために確保され、主にファーミング報酬として分配されます。
シード・プライベートセール用の割当も確保されていますが、今(2021年9月)のところまだVCなどの情報は出てません。
パプリックセールについても行われるかどうか不明です。
OVOの長期的なロードマップは公開されていませんが、Twitterで定期的な今後の予定は報告されています。
直近では、Flowチェーンへの移行を目指して開発が進められているようです。
また現在はコレクションとして保有するだけのNFTをランクアップさせる合成機能がリリースされるそうです。
NFTファーミングによるDeFi機能もテスト段階とのことなので、このメインネットリリース前にはOVOトークンも公開されるのではないでしょうか。
NFT系のプラットフォームは機能面はもちろんですが、どこまで大きなプロジェクトと提携できるかで明暗が分かれるように思います。
一先ずはシードラウンドによるVCとの提携が注目ポイントになりそうです。
またチームが日本寄りなプロジェクトに見えるので、今後どんなNFTシリーズをリリースするのかも気になるところです。
それこそ日本はポケモンや遊戯王といった世界的に有名なキャラクターなども多い国ですが、おそらくどこのプラットフォームもこれらの誘致を狙っているはずです。
そういう意味でも日本に親しいプロジェクトであるOVOには今後も注目していきたいと思います。
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