【背景】
おしゃれなレストランで男性が結婚指輪を取り出し、女性に結婚してくださいと言うのが、現代社会のプロポーズの典型例である。
私の周りの既婚男性の友人知人はこんな一世一代の大勝負をしているかと思うと、いささかビビる。私のような合理主義者(冷血人間)からすると、断られたらその指輪ってどうすんだと思ってしまう。
メルカリで売るのだろうか?次の人のためにとっておくのだろうか?川に投げ捨てるのだろうか?
【解決策】
プロポーズが失敗したときのために、指輪を引き取る結婚指輪保険を用意する。そんな不謹慎な!と思われるかもしれないが、世の中にはあらゆるリスクに備える保険が存在する。むしろ最悪の事態(極論は死亡保険)に備えてこその保険である。
ビジネス自体は極めてシンプルである。指輪を購入してプロポーズ前に保険をかける。成功すれば保険金は会社がそのまま回収、失敗すれば指輪と引き換えに購入金額と同額を被保険者に支払う。
問題は誰がこのビジネスを運営するかである。宝飾店がもし持ちかけたら、これからプロポーズするのに不吉なことを言うなと、購入者は怒るだろう。宝飾店の前で待ち構えていたら営業妨害で訴えられるだろう。ネット販売はいかにも胡散臭い。誰が売るにも保険とは不吉なものなものである。
ちなみにプロポーズの成功率をネット検索すると、あまりそれらしい数字は見つからない。こんな不吉な数値は誰もとっていないのだろうか?まず失敗する確率を調べることから始めるべきかもしれない。
根本的に、
と、私のような冷血人間は思う。