新型コロナウィルスはいまだ収束する気配を見せるどころか、ますます勢力を拡大している。まだ有効な治療法も、適切な感染防止策すら明らかになっていない。今指揮者や専門家が言っていることも正しいかわからず、明日には言い分は180度変わるかもしれない。
一方でコロナが明らかにした世間の事実は間違いなくいくつかある。常識的なことを改めて思い知ったこともあれば、予想外のこともある。人間や社会はピンチになって正体を表すものなのである。
1.中国は絶対非を認めない
中国の武漢が発祥の新型コロナウィルスであるが、相変わらず中国は非を認めない。それどころか自国の医療政策の優秀さを喧伝し、それどころかアメリカの陰謀とまで言い放つ。この面の皮の厚さはさすがと言わざる得ない。
2.日本の政治家が優秀だとは思わないが、他国の政治家もさして優秀ではない
安倍首相をはじめとする日本の政治家のコロナ対策は決して十分とは言えない。脅威を過小評価し、中途半端な態度で右往左往している。首脳部と現場の乖離も甚だしい。しかしだからといって他国の政治家も有能だとは言えない。中国や米国も結構めちゃくちゃだし、ヨーロッパは今になって感染者が急拡大してパニック寸前である。
3.WHOは中国のいいなりである一方、金次第であっさり転ぶ
WHOは中国のことを非難するどころか、その対策を称賛さえしさえしている。真偽は不明だがWHO、特にテドロス事務局長は中国の手先とまで揶揄されている。かと思えば日本が献金をすれば日本寄りの発言をあっさりとする。そんなわけでWHOの言うことを各国は全く信用していない。
4.オリンピックは誰に責任があるかさっぱりわからない
日本にとって今年の夏に迎える東京オリンピックがどうなるかが心配の種である。世間の声は中止か延期すべきだと言うが、誰も責任を取る気配がない。IOCはWHOの進めに従うといい、WHOは日本の決定に任せるといい、日本はIOCに権限があると言う。国内でも森氏も小池氏も安倍氏も誰も音頭を取ろうとしない。本当に無責任な連中ばかりである。
5.本当にトイレットペーパーを買いだす
現代人はみな石油ショックのときにトイレットペーパーが売り切れたことに驚いていた。しかしいざとなるとみんなトイレットペーパーを求めて店から店を歩き回っている。しかもこれは日本だけではなく、外国でも同じらしい。みんなそんなにトイレットペーパーが不足しているのだろうか?
6.99%が自制しても、1%の馬鹿が暴走すれば台無し
感染症はほとんどの人が我慢しても、わずかな馬鹿が勝手な行動をとればいつまでたっても収束しない。世間一般として一部のバカが大きな迷惑をかけることは多いが、今回ほどバカの恐ろしさを痛感することはない。
7.ジジイは自分勝手
子どもは3月の大事な時期に学校が休みになり、大人も仕事や生活を制限してなんとか暮らしている。しかしジジイどもは自分勝手にサウナやジムに行って、勝手に感染してくれる。もちろん一部であろうが、ジジイの自分勝手さには辟易する。
8.やっぱり中国は怖い
今回の騒動で中国政府は武漢を強制封鎖し、マスコミ統制をした。今現在武漢の新規感染者はゼロと中国政府は発表しているが、それを信じるものはほとんどいないだろう。習近平氏が怖いから中国のマスコミは従っているとしか思っていない。この強権発動は中国ならではと言える。