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スコットランド。
イギリスの連合王国(=イングランド , ウェールズ , スコットランド , 北アイルランド)の構成国の一つであり、NHK大河ドラマ マッサン のモデルになった会社 ニッカウヰスキー の創業者の婦人がここ、スコットランドの出身です。
そんなスコットランドが2021年5月6日、スコットランドの将来を決める、スコットランド議会選挙がはじまります。
今回、そんなスコットランド議会選挙 , イギリス , アイルランド , COVID-19 を交えて、語ろうと思います。
スコットランドは2021年5月6日、スコットランドの国会にあたる、スコットランド議会の議員選挙がこの日にあります。
既にスコットランド議員選挙に関する速報が入り、現在、スコットランド独立派である、スコットランド民族党( = SNP )が独立選挙に行うために必要な議席数、過半数に届かないとの見方が出ている状況です。
しかし、スコットランドはEU(=ヨーロッパ連合 , 欧州連合 )との結びつきが強く、隣国・北アイルランドとの密接な関係もあることから、今回のスコットランド議会選挙の行方によっては、北アイルランドのイギリスからの独立、アイルランドとの統合も少なからずあり得ます。
そんな中、イギリスはどうでしょうか。
イギリスといえば、イギリスで変異した新型コロナウィルスの爆発的な感染拡大を抑制する取り組みが功を奏し、現在、イギリスが実施している、外出禁止令を緩和するうごきもあり、イギリスの現政権の一定の成果と見られます。
ただ、中華人民共和国香港特別行政区での情勢が一段と厳しくなり、香港からイギリス連邦の構成国であるカナダ , オーストラリア , ニュージーランド , シンガポールやイギリス本土へ完全移住する、香港の方々が増え、それを阻止する中国政府向けの対応や次くるであろう、第5波の感染の波への備えでスコットランドに対する余裕なんて、もうないでしょう。
仮にスコットランド独立派の政党が勝利を納め、スコットランドの独立を問う住民投票が圧倒的賛成多数でさらに勝利したら、イギリスの構成国から離脱・独立し、イギリスはもはや、イギリスではなくなります。
イギリスは長らく、EU圏で多く利用される通貨 ユーロを使わず、ポンドというイギリス独自の通貨を現在も利用しています。
ここ最近のイギリス・ポンド ⇔ 日本円 , イギリス・ポンド ⇔ ユーロ , イギリス・ポンド ⇔ アメリカドル の金融取引をウォッチすると、1ポンド 152円前後の取引、1ポンド 1.15ユーロ前後(=日本円で151円前後)、1ポンド 1.39ドル前後(=日本円で152円前後)で取引されています。
※2021年5月5日時点の為替相場。
しかし、スコットランド議会選挙の行方次第では、これらの為替相場が大きく変化し、同時にロンドン証券取引所の金融取引も大きく変わる可能性が大きいです。
もしかしたら、アメリカの金融市場 , 香港の金融市場 , ヨーロッパ圏の金融市場 日本の金融市場にも少なからず、何かしらの影響をもたらすので、もし、読者で金融取引をやっている、株取引をやっているのであれば、スコットランド議会選挙の行方をウォッチするといいかもしれません。
今回、スコットランド議会選挙 , イギリス , 北アイルランド , COVID-19 について触れてきましたが、2021年は、イギリスを中心した金融取引市場が大きく変化をもたらすと考えられます。
仮に影響が大したものではないだとしても、イギリスを含んだ歴史に新たな1ページが刻み込まれるのは確かです。
日本とイギリスは、遠くて関係なさそうですが、香港とは目の鼻の先ですし、イギリス連邦に加盟している国がASEAN諸国やオセアニアに集中していることから、かなり身近な問題とみてもおかしくありません。
新型コロナウィルスでオンライン上の情報から世界各国の最新情勢を確認ので、定期的に情勢をウォッチし、それらに関係する金融取引市場もウォッチすると良いかもしれません。
執筆者は、様々な情報ソースから、イギリス国内の取り組みを目にする機会が多く、日頃の情報で気にはしてます。
もし何かうごきがあれば、ここ ALIS で発信しようと存じます。
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