仮想通貨3.0

初めまして SiiiiiN といいます。

ALISブログの記念すべき１回目の投稿になります。

…というよりブログが初めてです…はい

１回目から何やら堅苦しい題名になってしまいましたが、

皆様どうぞお付き合いください…

最近耳にすることが増えてきました、仮想通貨3.0という言葉。

その定義として、決まった何かはまだないと思います…

ある人は、SKYCOINが仮想通貨3.0だ！

いや、ある人は、NEOがそうだ！

ちなみに、Proof of Work(PoW)を採用している

Bitcoinに代表される仮想通貨を仮想通貨1.0といい、

Proof of Stake(PoS)を採用している仮想通貨を

仮想通貨2.0という意見が多いでしょうか？

もしくは、Smart Contractを仮想通貨で初めて採用した

Ethereuｍこそが仮想通貨2.0だという意見が多いですかね？

前置きはこれぐらいにしておいて、私が思う仮想通貨3.0とは何か？

それは現物資産に価値を裏付けされた仮想通貨ではないでしょうか？

古くはヨーロッパで始まった金本位制に始まり、日本では石高制という米本位制

と言ってもいいような制度もありました…

いずれにせよ、その時代その国に合った現物資産、金や米などの借用書、

もしくはそれらと等価的な価値を認められたものが通貨として流通しており

その等価交換性こそが通貨としての証でもあったわけです。

現在は、紆余曲折を経て、ニクソンショックによって金本位制が廃止された、

後・金本位制時代とも言えるわけですが、管理通貨制度というシステムの中で

通貨の発行量を通貨当局が調節することで、物価の安定、国際収支の安定を

図っていますね。

言い方を変えれば、日銀がデフレに対抗するべく、銀行券という法定通貨(Fiat)

を刷り散らかしている、お金ジャブジャブ時代とも言えます。

(ジャブジャブの実感は全くありませんが…)

現在の仮想通貨の状況はさておき… ヒドイですからね…今は( ;∀;)

ここ数年でBitcoinを始めとした仮想通貨が注目されている理由は、

通貨当局のさじ加減でいくらでも発行できてしまう管理通貨制度への反作用も

大きように感じます。

そう！発行上限数が決まっている仮想通貨は、本位制時代の通貨としての

特徴を見事に捉えているのです！！

でも皆さん、ちょっと立ち止まって考えてみましょう…

本位制時代の通貨は、金や米など限りある現物資産を裏付けとしているため

現物資産以上の通貨を発行することができませんでした。

ここに、発行上限数が決まっているという本位制の通貨の特徴を

仮想通貨にも見出すことが出来ますが…よく考えると順番が逆なんですよね…

本位制の通貨は、裏付けになっている現物資産以上の通貨は発行できないので通貨の価値が目減りしにくい

仮想通貨は、通貨の価値が目減りしにくいように、発行上限数が決まっている

そうなんです…Bitcoinに代表される多くの仮想通貨って、

発行上限数が決まっているから価値が目減りしにくいとは言えますが、

その価値を担保している何かがあるかというと、無いんですよね…

もちろん、色々な意見があるのはわかっております…

分散台帳システムなどの技術そのものに価値があるんだ、

トランザクションFee分は最低限の価値として担保されるよ、

などなど…

既に独自のトークンエコノミーを立ち上げていて、

そこで流通させる通貨にするんだ！

この場合も、そのトークンエコノミーに価値を見出す人がいる限りは

問題ないように思います…

独自のトークンエコノミーを持たずに、技術の優位性だけで

既存の通貨に取って代わろうとしている仮想通貨があるとしたら

その通貨にはどのような普遍的価値があるのか考えてみるのも

いいかもしれませんね…

話が長くなってきましたので

今日はここまでにします　(*´▽｀*)　ふぅ

続編に続く… (反応うすかったら違う記事にするかも…)