中学時代、苦手な科目は数学だった。
全てを暗記で理解しようとし、その結果応用を利かせることができずに暗記した公式に縛られて問題を解こうとしてしまっていたからだ。
一言で言うなら根本から理解する力なんだと思う。
一つ一つの公式や構造がなぜそのようになったのか。歴史の流れだったとしてもなぜこのタイミングでその人は謀反を起こしたのか?などを全て根本から考え、その理由までしっかりと連鎖的かつ網羅的に理解すること。
こうすることで、表面だけを考えるのとは全く異なる理解ができる。
大学に入って気づいたのだが、一定水準の学力を持っている人は必ず物事を暗記ではなく「理解」していた。
彼らは問題を解きその回答を導き出す事はもちろんのことその回答はなぜそのようになるのかをしっかりと理解した上で物事に対処していた。
今日はノーコードで対処しきれない問題のために、プログラミングを根本から学んでいた。私自身はプログラミングで何度も挫折してしまったためにノーコードと言う道を選んだが、結果的に1周回ってプログラミングを学ぶ形になった。
学んでいて感じた。HTML、CSSと言った基礎は、すべてのプログラミング言語の基礎になる気がした。
やはり何事も根本理解しておくことに越した事は無い。表面的な学びができる人と、それを根本から理解している人では、つかめるチャンスも幅が開いてくるのではなかろうか…
どちらにもメリットがある。必要に応じて使い分けていきたい。