西暦2221年7月17日火曜日
AM11:25 皇居某執務室
この惑星の今後を決めるとも言える重要な会合で僕は、今。
超個人的な理由から半年間練ってきた新技術のプレゼンテーションを半分ほどに短縮し無理やり早く終わらせようとしている。
僕は、あざとく声高らかに言う。
「とにかく、今後は、グラビトン粒子の解明を当研究所の急務とする。」
「以上!機密事項につき、ご質問の方は、ご遠慮いただきたい。」