60歳ぐらいのおじさんがカウンターの寿司職人に話していた。
「僕は小さいころから犬が飼いたくてね。でもおふくろがダメだと言って飼えなかったんだ」
すし職人は「はい」「はい」と聞いている。
「で、結婚したとき家を離れてやって飼えると思ったらね、今度は女房がダメだって言うんだ。それで一回も飼ったことがないんだよ」
自分で世話しろよーと僕は思った。
しかし、これは日本文化というものをよく表している事例かもしれない。
ダメだ、こりゃ。
追伸
僕が子どものときに山などで拾った犬は合計4頭です。
ぜんぶ飼い主を見つけ、一頭は自分で飼いました。
名前は、エルマーエレベータークプクプジバコスパゲッティナポレオンカメレオンエレクトロパイオニアチンパンジーキャンディジェーントラトラトラです。
長生きするように長い名前をつけたのにジステンバーで死にました。