友人のNPOの機関誌のゲラを送ってきたので、改めて今夏のシャーマニズムのワークショップについて、シャーマンの濱田さんと、あびのレポート部分を掲載します。
他の人の体験レポートは転載を控えます。
もともと、男女共同参画、子育て支援のNPOですが、そのためには、まず自分たちが自然とチャンネルを繋げて、パワーアップしようという研修は、大変迂遠なようでいて、実は基礎の部分の涵養だと思っています。
濱田さんは古い友人で、僕がNPOに紹介しました。
2019年 8月18日&9月15日
パワーアニマルのワーク
イーグルトライブの濱田と申します。
この数ヶ月、ご縁をいただきNPO法人りりあんさんにて研修を担当させていただきました。
私は「シャーマニズム」という文化を礎としたワークショップを行っています。
「シャーマニズム」とは、世界各地に見られる先住民族が持つ世界観のことです。
たとえば、北米先住民であるインディアンやオーストラリア先住民であるアボリジニ、日本のアイヌの人たちに見られるものです。
このように離れた地域に残されている文化なのですが,共通するところがあります。
まず、彼らは自然と共に暮らしてきたこと。
もうひとつは、その生活の中で彼らが感じた世界は,自分たちが目に見えるものがすべてではないという感覚です。
普段は触れることができない世界の存在を彼らは感じてきたのです。
彼らは、そこに叡智があると考えてきました。
シャーマニズムの技法は、その隠された世界に触れるためのものです。
研修ではシャーマニズムの技法を用いて、現代を生きる私たちにも体感できるように改良されたエクササイズを体験していただいています。
この目に見えない世界を体感する感覚は、現代社会の中、特に対人関係において必要な感覚を養ってくれると考えています。
体験を重ねていただくと、言語に依らないつながりを感じるセンスが蘇ってきます。
このことは対人関係に携わる方にとって、とても大切な感覚です。
そして、その感覚は私たちにもともと備わっているものであり、特別な能力ではないのです。
風の声を聞き、樹木からメッセージを得、大地とのつながりを感じる。
そんな感覚を蘇らせ、これからの皆様の活動に役立てていただければと思います。
*ワークショップを終えて*
参加してくださったみなさんの感想です!
死と再生のワーク あび
僕は今回は次の三つのジャーニーをした。
(1)アンダーワールドへ行き、最も嫌な方法で自分自身を解体してください。
そのあと、最も理想的な方法で自分自身を再統合、再生してください。
(2)光る玉を自分の中心にもち、光り輝いてください。
ただし、光を放つと周囲がしんどいので、自分の身体から一センチぐらいのオーラを放つような感じでキープしてください。
(3)風になって地球を旅してください。(四つのエレメントのそれぞれになる経験をするうちのひとつ。)