僕はSPEEDのこの動画を見るたび、今井絵里子という人はこの時、なんて輝いているんだろうと思う。(もちろん国会議員なんかやっている今に比べて。)
その思いは、客席でSPEEDを真似て楽しそうに踊っている小さな女の子の姿がいっそう掻き立てる。
この小さな女の子をこんなに夢中にさせ幸福にさせる力が、SPEEDにそして今井絵里子にはあったのだ。
つくづく、人には天職というものがあると思う。
いったいどれだけの子どもたちが、SPEEDに憧れて踊り始めたことだろうか。
そう考えるとSPEEDの、そして(このときの)今井絵理子の輝きには涙が出そうになる。
余計なお世話だが、なぜ、今井絵理子はダンスのインストラクターにならなかったのだろうか。
子どもたちに自分の一番輝いている部分で夢を与え続けなかったのだろうか。
こないだ、生命保険の年一回の契約内容確認というのが来た。
書類を見たら中身はわかっているし、質問したら、おバカな保険レディは間違ったことをいうか、帰って調べますというだけなので、ある意味時間の無駄なんだけど、
この確認活動に応じるとポイントがもらえて、アマゾンギフト券に変えられたりするので来てもらった。
保険レディの入れ替わりは激しく、また新人が新たに地区担当になったという。
去年も新人の若い女性で、とある質問に対して、利子率の説明を間違えた。
それならすぐ出した方が得と思えた。
しかし、契約時はバブルだったし、固定にしたはずだ。
おかしいと言ったら、実はわからないと告白した。
なんのための点検活動やねん。
ベテランよこせや! おまえは今すぐ帰れ!
ベテランが出直してこいと伝えとけ!
というと、まだ20代半ばぐらいに見えたその子は、べそかいて帰った。
あ、つい、NHKにやるのと同じぐらい強く言ってしまった。(-_-;)
女の子、泣かせたらあかんやん。
ごめーん。
(数日後ベテランが来た。)
で、今年は営業所もそれをふまえていたのか、新人とベテランとふたりで来て、
ほとんどベテランが説明したが、やはり細かい質問をすると、こうした場合の利子率、ああした場合の利子率などが、わからない。
ほんま無能だと思う。
それはともかく、新人だという方があまり若くないおばちゃんで、ベテランが説明してくれている間、僕のダイニングキッチンに飾ってある、元生徒にもらった寄せ書きや写真コラージュなどを眺めていた。
で、説明が終わったころ、おばちゃんが言うには
「この子、あかりちゃんですよね」
「あ、そうそう卒業生。知ってるんですか?」
「お母さんが親友で。あかりちゃんとも仲いいんです」
地域社会は狭いから、よしあるよな。
保険内容知られるということは、離婚していて、受取人が子どもで一番信用しているのが長女で、その次になっているのが長男で・・・とか、みな、わかる。
こりゃまた帰ってから、先生、あかりちゃんたちの寄せ書き飾ってはったわーと漏らすに違いない。
そのあと、心室細動で倒れたから最後の卒業生やからな。
あかりの寄せ書き
んで、そのあかりやねんけど、運動神経めちゃよくて、中学生のときから、ダンスで地方テレビに出ていた。
こんな感じ。(赤いシャツの方)
それで体育祭のとき
「あびちゃん、ごめーーーん。体育祭の日、ダンスのハワイ大会行くから出られへん」
「ええ、えええええええ!!!! 全員リレーで女子のホープやのにぃ! 優勝できひんやんけ!」
「だけど、大会にかけてるしぃ」
ほんま、体育祭いてほしかったわー。
その子なんだけど、今はダンスのインストラクターをやっているようだ。
小さい子どもたちに踊る楽しさを教えている。
よかった、よかった。
体育祭休んでハワイ大会行った甲斐もあったよなああああああああ。(まだ怒ってる?)
しっかりしゃべらんかーい。
だれや、国語教えたん!?(わいや)
まあ、しゃべりについては、ええ。
踊っているとき、子どもたちにダンスを教えているとき、輝いてる!
よかった。
もう一回言うけど、今井絵里子は、ダンスのインストラクターになったらよかってん。