2011年の今日の日記
尊敬するべき中国人 王力雄の巻
「中国の民族問題は専制政治の悪い結果だが、専制政治の下で全面的な爆発が抑えられている。
(中略)
従って、専制政治が崩壊し、社会が民主化に転換しはじめるときこそ、専制政治的な鎮圧ができずに、社会的連鎖が貫通し、全面的な爆発が起きる可能性が最も高くなる。
(中略)
このジレンマはいかにして乗り越えられるか?
私見では、民間において民族間の対話を促進することから始めるのが重要であると考える。
各民族の抱く怨恨を解きほぐし、相互に理解しあい、暴力を拒絶するときこそ、専制権力は国家の分裂を理由に民主化を拒む理由として利用できず、将来、中国が民主主義へ順調に転換することを可能にするだろう。」(2010年5月2日)