とあるキャッチフレーズを考えていて「水の巡り」がいいか「水の恵み」がいいか迷っているときに気づいたのだが、
めぐりも、めぐみも、同じことではないか。「めぐる」ものが「めぐむ」ものであり、
すなわち「めぐみ」なのではないか。つまり、めぐむとはどこか高いところから低いところへお慈悲でくだされるものではなく、ただただ対等にあらゆるものの間をぐるぐると、めぐっていくもの。それがよそから自分のところへめぐってくるその瞬間の動きをめぐみと言うのではないか。