法事のとき僧侶が読んでいる経典や偈文を門徒は意味もわからず聞いている場合が多い。
しかし、それではその時間は退屈でもったいものになっていないだろうか。
もしも、その意味がやさしい現代日本語で、すらすらわかったら、、、。
この本はそのために書きました。
上段には、浄土真宗の法事で必ずといってよいほど読まれる経典や偈文が総ルビで掲載されています。
下段にはその超簡単訳がなるべく仏教用語を使わないで書かれています。
筆者は学生時代、修士課程まで仏教の研究をしました。
また「念仏もうさんとおもいたつこころ」という論文で、松任市暁烏敏賞を受賞しています。
そのような経歴を経て筆者は宗教を文学・芸術の一ジャンルと考えるようになった作家です。
ですから多くの人々に、ただ「本」として読んでいただけたとしたら、それもひとつの本望です。
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