友人んちでキャンディーズの春一番がかかっていた。
それで「水を蹴って蛙の子が泳いでいきます」と歌うところで、「蛙の子はおたまじゃくしやないか。足があるか。水が蹴れるか。アホちゃうか」と言うと、「ほんま、人生幸朗師匠に似てるわー」と言ってYOUTUBEでそのぼやき漫才とやらを見せてくれた。僕はその人を知らなかったので、初めて見たのである。
その動画でいつも歌詞の悪口を言うてるけど、細川たかしだけはえらいと思いまんねんと人生幸朗が言っていた。「私バカよね、おバカさんよね」ってちゃんと自分がバカってわかってるってことはほんまに偉いと言っていた。
「何言うてんねん。これはある女の気持ちを細川が歌ってる演歌やないか。細川の自覚とは関係ないし。人生幸朗ってアホちゃうか」と言うと「人生幸朗の言うことをぼやき漫才にしたわけやな」と言われた。
が、僕はぼやき漫才をしているのではなくて、本当に思ったことを言ってるのです。