紫外線の益作用として皮膚におけるビタミンD生合成が挙げられる
紫外線としては少量のUVBとUVAの全量を浴びる
ガラスで遮断されるのがUVB、透過するのがUVA
特に波長の短いUVBは散乱されやすく減弱する
夏至のころに紫外線量は最大となるが月間の紫外線量でみると晴天が多い7月から8月が最大となる
サンバーンは紫外線被爆4時間後頃より現れ、24時間後をピークとした炎症反応である
紅斑は3日程度で消退していく
サンバーンもサンタンも一般用語で日焼け
サンバーンを起こさない程度の紫外線曝露でも年余にわたれば、慢性障害として顔面などの露出部にしみ、しわ、たるみなどの光老化と呼ばれる変化が生じ、さらに高齢になると皮膚がんが発生する
それらを惹起する生物学的作用はUVBが最も強いが、UVAも太陽光線中に大量に含まれるため、効果は弱くてもその影響は無視できない
UVAは単独でもさまざまな急性、慢性の皮膚障害をもたらすが、UVBによる障害はさらに強化されることもしられている。