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あなたは「君子」の道を歩んでいるか? 「小人」の道を歩んでいるか?
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みなさん、論語はご存知でしょうか?
論語は、孔子の言葉や孔子がお弟子さんや当時の人と問答した言葉、孔子の日々の動作立ち居振る舞いなどを、孔子の死後に弟子や孫弟子が
論撰して編成したものです。
今風に表現すると、「孔子ブログ」みたいな感じでしょうか。
今日は論語の里仁編にある一説を取り上げます。
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子いわく、位なきを患えず。立つゆえんを患う。
己を知る者なきを患えず。知らるべきを求む。
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★翻訳★
孔子は言いました。
凡人は、地位がないことを憂うるけれども
君子は、地位がないことを憂えないで
その地位に立つだけの学問道徳がないことを憂うる。
凡人は、自分が他人に知られないことを憂うけれども
、君子は、他人が自分を知らないことを憂えないで自分が他人から知られるだけの学問道徳が身に備えようと求める。
なんだか
学問の意義を教えられます。
何のために学んでいるのか??
フェイスブックでタグ付けして喜んでいるようでは私もまだまだわかっていないなと思います。
人に見せるため、地位を得るために学問しているのではない。
数千年前にすでに孔子はこんな私を見透かしていたようです。
いかがでしょう。伝わりましたか?
お役に立てますように。