ALISにお願いしたいこと（１）

　あんこ・365・テスターです！

　1日過ぎただけでALISが賑やかになってて驚いてます。

　今日の記事ですが……今回は自分がTwitterで言ってた話になります。

　それは

ALISはもっと1つのユーザーアカウントに1人の個人情報を結びつける努力をして欲しい

　ということです。

　理由は２つの問題あります。

　インフレとか小難しいお金の話はよく分からないから基本は避けるつもりなんですけど……このALISというSNSは基本的にお金が絡んでるというのが自分は気になっているんです。

　アフィリエイト業界でもブラックSEOとかありますし、それと似たことをALISで始める人が出てくるのでは？

　まず1つめです。要するに

　"不正をする人出てくるんじゃないかな"

  ……ということです。

　今のTwitterやFacebookには特定の思想に誘導するために活動しているアカウントが大量に存在します。それらは毎日飽きることなく特定の政党や人物を誹謗中傷したり、また神のように崇め奉っていたりします。

　問題は彼等の多くが実は特定の政党に雇われたバイトだったという話にあります。これがとても危ない。

　もちろんまだ出現していないので予想でしかありません。しかし、このALISというサービスを利用しようとするキナ臭い連中が工作活動を始めるのは目に見えています。

　金にモノをいわせて世論誘導を目的にALISを利用しようとするユーザーが出て来る。近い将来、これの対策が必要になります。

　自分はALISにすごく期待しています。例えば、bitFlyerやzaifのような大手仮想通貨取引所で扱われるようになったらもっと話題になるだろうと勝手に予想しています。

　ただし、話題になるのは良いことばかりではありません。

　２つめです。自分が怖いなと思っているのが……

　　”悪質な匿名ユーザーのネット文化をALISに持ち込まれる”

　ことです。

　ここでその具体的な内容は書きません。

　察してくれるか、後で自分のTwitterを確認してください。

　ALISの掲げる目標はご存知の通り下記の内容になります。

ALISは信頼性の高い情報・人に素早く出会えるソーシャルメディアプラットフォームです。 信頼できる記事を書いた人、それをいち早く見つけた人が報酬を獲得することで信頼できる情報を蓄積するプラットフォームの実現を目指します。 従来のメディアにありがちな広告のためのコンテンツ、ステルスマーケティング、信頼性の低い情報にうんざりしている人々を解放することがALISの目的です。

　この文章の何が怖いのかというと『信頼性の高い情報』と『信頼できる記事』という2点が悪質なネット文化の悪乗りに利用される可能性があるからです。

「事実だから」「信頼できる記事ならそれで良い」ということを言い訳に過去のネット炎上について詳細にまとめる人間が現れる可能性があります。

　それのなにが嫌ってALISがネットリンチの一部分に加わることがとても嫌なんです。

　気分が悪い。自分はものすごく嫌なんです。

　例え事実だろうが、個人を晒し者にして楽しむ目的のために使われるのが気持ち悪い。

　ブロックチェーンというシステムから普通のサイトと比べ、投稿された記述の削除は現時点でかなり厳しい。そもそも原理的には不可能という話もあります。

　忘れられる権利の終焉とさえ言われています。

　書き込みの内容の特定は容易であるらしいですが、もし何百何千何万とそのようなユーザーが現れたら対処すること自体が難しくなります。

　運営がそれらを１つずつBANするにしても時間と労力を浪費する結果になります。そして、結局ユーザーの善意に頼った通報システムを設けるか被害者の自己申告制の形をとることになるはずです。

　被害に遭った人が手間をかけなければ加害者を訴えることができない。

　おかしな話では無いでしょうか？

　以上2つの問題をあげてみたわけですが……これをふまえた上で最初の話に戻ります。

　”ALISはユーザーアカウントと個人情報の結びつきをもっと強くして欲しい”

　具体的な手段をあげると、アカウント作成の際に免許証の提示を行うなど。

　これが自分の考える最大の対策です。

　現時点でALISは電話番号の登録をアカウント作成に必要なものとしていますが、自分はそれだけでは足りないと考えています。

　自分はブロックチェーンSNSという新しい形に期待する反面、そこに悪質なネット文化が持ち込まれることを非常に警戒しています。

　Twitterや5chでもあれだけ問題になっているのにブロックチェーンSNSにまであんなものを受け継ぐ必要はありません。

　ブロックチェーンSNSであるALISでの発言はTwitterや5chの発言よりもずっと重いですから。

　電話番号の登録だけでは何故足りないかというと、例えば055番号のような匿名電話番号を取得してスパムアカウントを作成することができる可能性があるからです。他にも海外の電話番号を無料で取得するなどの方法があります。

　090や080などの電話番号のみしか登録できないようにしたとしても今は格安simがありますので、金をかけて組織的に契約すればスパムアカウントを大量に生産することは可能です。

　つまり、SMS認証だけではスパムアカウント作成の対策には不十分です。ALISの目的を確実に達成するには原則１人１アカウントを半強制するシステムを設けるべきです。スパムアカウントを作成できれば必ず悪用する人間が現れることは目に見えています。

　表向き公開する情報はプライバシーを保護するために任意にすべきだとは思います。しかし、個々が公開する記事や発言の責任を重くする必要性からアカウントに何らかの個人を証明する情報を紐付けることを義務付けた方が良いということです。

　自分はALISが問題視した従来のメディアにありがちな広告のためのコンテンツ・ステルスマーケティング・信頼性の低い情報を確実に押し下げ、いち早く見つけた人が報酬を獲得することで信頼できる情報を蓄積するプラットフォームの実現には上のように個人を証明する書類の提出が必ず必要になってくると予想しています。

　信頼とはそれだけのことを準備したなければ獲得できない。……そう自分は考えています。ALISが掲げる目的通りの良い方向に向かってくれれば良いなっていう話です！

　長々と駄文失礼しました。