Vol.26 分散型準備通貨がなぜ要るのかをSTEPNに見る

※この記事には私見が含まれます。

STEPNは人気かもしれないが、昔、30日で価値が半分以下になった仮想通貨プロジェクト大量にみてきたからあまり乗り気ではない。

昔といっても2022年である。そして、もう一つのブロッキング要素が一番多いユーザー地域が日本であること。

なぜ暗号資産がそこまで盛り上がっていない日本なのかが謎で怖い。現在、2022年3月末時点でのSOLANAは1SOLが13000円くらい。そして最も安く買えるシューズは9SOLくらいなので、シンプルに12万円くらい必要になる。それで一度のRUNで2400円くらい。

でもこれはGSTというコインの変動が2022年3月末時点で考えた場合の話である。そして、その稼ぎも含めてのシューズのアップグレードやレンディングができる模様。ただ、GSTの価値は変動するのでアップグレードしても埋没するかもしれないリスクがある。

Hiというアプリでは100円あったHiコインが今では20円に下がっている。一応は、フィットネスアプリを標榜してはいるが、フィットネスよりもGameFiである要素の方が強くなっており、ほとんどのプレイヤーは金稼ぎのためにやるとしか思えない設計になっている。

正直これやるならStarAtlusの方がましに見えてくる。そして、この手のクリプトゲームをやるたびに思うことがあり、それはいちいち日本円に持っていくのが異常なほど面倒なことだ。

一応解は、STEPNのSOLをメタマスクにもっていってUSDTからJPYCに変換してという手法が一つ思いついている。

で、JPYCのVプリカとかファミペイで日本で使えるようにするというものだ。でもこれは異常なほどにめんどくさく、手数料とスリッページでかなり削られそうな気もしている。やっぱりクリプトネイティブな準備通貨が欲しい。

一つ思ったのは少しの間クリプトを無視しすぎたことだ。もっといろいろとキャッチアップするべきだと思う限りだ。