今は、2月ですがこの時期の星座は何座か知っていますでしょうか。そう、うお座です。しかし、これは飽くまでも現代占星術の考え方であり、「実際のところ」は、水瓶座になります。え?2月中旬から3月中旬は魚座じゃないの?と思ったかもしれませんが、違うのです。
なぜ違うのかといえば、地球の歳差運動にあります。地球は24000年かけて地軸が一回転する歳差運動というものが存在し、それによって本来あるべき星座の位置が「占星術が作られた2000年前基準」で考えると1か月分ずれることになるのです。
なので、本来の占星術上での星座は「自分の生まれ星座の一つ前になる」ともいわれています。しかし、基本的にはこの時期は魚座なので、その考えが主流となっています。これは飽くまでも豆知識程度です。
話を戻し、星座にはそれぞれエレメントというものがあります。
牡羊座⇒火
牡牛座⇒土
双子座⇒風
蟹座⇒水
獅子座⇒火
乙女座⇒土
天秤座⇒風
蠍座⇒水
射手座⇒火
山羊座⇒土
水瓶座⇒風
魚座⇒水
それぞれ火⇒土⇒風⇒水という順序で遷移していきます。牡羊座から蟹座までの1サイクルは最も若い集団として認識されており、次の4星座は青年期、最後の4星座は老年期として認識されています。なので、それぞれの星座のイメージは水の子供みたいな性格を持っている=蟹座になります。また、火の最も老いているイメージ=射手座という風になります。
さて、今は風の時代といわれますが、これは200年くらい続くものらしくもうこの話題は出ないだろうとは思っています。出たらもう、占星術は詐欺以外の何物でもありません。
そのため、次に水の時代に入るのは2200年ごろで、多分もう誰もいま生きている人はいないでしょう。
とはいっても、さらに短いスパンでも占星術的には数多くの時代設定がなされており、数年、数か月、数週間、1週間、一日単位で楽しめる占いもあります。それは最も短いスパンの占星術であり、朝のニュースでも見かけるようなものはその類になります。逆に、200年スパンの長い時代変遷がありますが、さらに大きい枠組みとして2000年スパンの時代変遷もあるようです。
それによると、いまはちょうどうお座時代が終わろうとしており、みずがめ座時代に入ろうとしているとのことでした。2000年周期では、十二星座を一つ一つ遡っていくようです。一方で200年周期では、今はみずがめ座の時代なのですが、一個前が山羊座時代でたしかにこちらもひとつずつ遡っていることになります。
そんな具合で、風の時代について紹介してきました。風の時代があるならば水も火もあるのではないかと思うかもしれませんが実際に今は、風の時代と言いつつ、火の時代の要素もあったり、土の時代の要素もあったりします。これは先ほど言った短いスパンでの話になってくるため、大きな枠組みとは異なる捉え方にはなりますが、占星術自体は有効といえるらしいです。
あまり占星術には興味がわかなかった身ですが、これはたしかに某社長も言っているように科学的見地からのアプローチが必要だと思っています。