Stable Diffusion、それはイラスト界に大打撃を加えた張本人として認識されています。いわゆるAI絵師や著作権問題など今となっては当然となりましたが、そのような波乱を生みだしてきました。しかし、長期的に見ればChatGPTのほうが衝撃的かもしれません。
テクノロジーハイプサイクルによると、AIやブロックチェーンはすでに啓蒙時代に突入していると言われています。啓蒙期というのは、テクノロジーの初期に大きな期待をかけられ、幻滅し、その後の段階のことを指しています。この記事では主にAIについて取り上げますが、すでにAIに関してはどのように立ち会えばいいのかわかってきたところもあります。
AIによる大量文章生成、そして大量画像生成が普遍的なものになると、それらとどのように付き合っていくのかというのは非常に悩ましいところになります。
例えば以下のような文を書いて、と頼んだとします。
2050年の日本にて、アメリカ大陸がプレートテクトニクスによって本土と衝突し、双方の国民が飛行機なしで交流できるようになったことを書いて
これへのGPTの返しは以下のようになります。
(文末は翻訳のため不整合)2050年、日本は急速な技術革新と社会の変革期を迎えていました。人々はかつてないほど健康で長生きし、新しいテクノロジーは日常の仕事をより簡単に、より効率的にするようになっていました。しかし、ある出来事がすべてを変えてしまうことになる。
プレートテクトニクスによって引き起こされた大惨事で、アメリカ大陸が日本本土に衝突したのです。その衝撃は破壊的で、多くの人命が失われた。しかし、その混乱の中で、思いがけないことが起こった。
それは、飛行機を使わなくても、お互いが通信できるようになったことだ。アメリカ大陸と日本がつながり、人々は容易に移動し、物資を交換することができるようになったのだ。
この衝突は、異なる文化や背景を持つ人々を結びつけ、経済的、文化的な交流の新たな機会を創出した。日米両国民は協力して家や地域社会を再建し、お互いの長所や経験から学ぶことができました。
また、この衝突は、世界とその中での自分の位置づけについて、人々の考え方に大きな影響を与えた。人々は、どんなに異なるように見えても、同じニーズと願望を持った人間であることに気づいたのです。衝突は人々を一つにし、多様性と協力の大切さを理解させました。
年月が経つにつれ、新しく形成された国土の人々は順応し、繁栄していった。2つの国の経済が融合し、世界で最も繁栄した地域の1つとなった。この新しい国土に住む人々は、「日本合州国」と名付けられ、両国の良いところを取り入れた新しい文化やライフスタイルを生み出し、世界の模範となったのです。
この出来事は、世界を永久に変えた。たとえ災害に直面しても、人々は団結して美しいものを作り出せることを示したのである。の人々は、人間の精神の強さと回復力を証明するものでした。
これをみるに、なかなか面白いストーリーではあると思います。これ以外にもすでに世に存在しない独自のプログラミングコードをAIに作らせたり、ありもしないストーリーを大量に作成したりというプロジェクトが多く存在するとのことです。
もはや、何か文章を書く、というのは副次的な作業になり、書き手も読み手ももっぱら何がいいのかを選んでいく時代になると予測できます。