体重55キロ、身長170後半。BMIが18を下回ったのでどうやって20にもっていくか考え始めた今日この頃ですが、今回は健康に関するテーマで語っていきます。
血糖値、それは血液中に含まれるブドウ糖の濃度のことで、食事中の炭水化物が吸収されてブドウ糖として血液に入っていきます。正常な場合、血糖値は70~100mg/dlほどで、それ以上になると高血糖となり、糖尿病の可能性が否定できなくなってきます。
もしも糖尿病になってしまった場合、以下の食事療法をお勧めします。
・ゆっくりよく噛んで食べる
・3食を規則正しく食べる
・バランスよく食べる
・腹八分目でやめる
・寝る前には食べない
糖尿病だからといって何か食べていけないものはないということです。
バランスの良い食事とありますが、具体的には炭水化物、たんぱく質、脂質などを適量摂取することです。例としては、ご飯やパン、そして魚類や大豆製品、卵、肉、野菜、キノコ、こんにゃくなどを組み合わせて食べるといいでしょう。
血糖値を低く抑えるというのは重要ですが、低い場合でも糖尿病になることがあります。あまりにも低すぎると、低血糖症になり、やがて重症低血糖になります。低血糖になる要因はいくつかありますが、
・食事の量や炭水化物の不足
・運動の量が多い時や運動後
・空腹での運動
・インスリン注射
・飲酒
・入浴
のようなものが挙げられます。
塩分という視点では、腎臓の働きが鈍くなり尿蛋白が出ることがあります。尿蛋白は健康診断などで見られる項目の一つですが、もしも腎臓が機能していない状態になっており、腎不全などに陥ってしまうと、本当に命の危機にあるということが言えます。
腎臓の働きを保つにはできるだけたんぱく質を取りすぎないことや塩分を控えることが挙げられます。一日の塩分の制限については、3から6gほどといわれています。また、カリウムの制限も腎臓対処には考慮すべきとされています。
腎臓に問題がある場合、普段栄養価があるとされている納豆や豆腐などはたんぱく質が含まれるため、控えたほうがいいということになります。先ほどの食事療法に遭ったように、たんぱく質の部分を少し減らし、野菜を多くとったほうがいいと言えます。一方で、野菜や果物はカリウムを多く含むことも考慮したほうがいいでしょう。飲料水に関しては玉露や紅茶よりも、ほうじ茶がいいとされています。継続していれば体内環境も変わってくるので定期的に検診を行うほうがいいでしょう。
アルツハイマーや認知症の予防の観点から、免疫におけるIgAの働きについて注目が集まりなおしています。東京大学の調査によると、パーキンソン病の一因が脳ではなく腸内環境にあったり、免疫系をつかさどるリンパが脳にも及んでおり、以前までの医学常識を改めなければならないとしています。また、腸内環境の改善案として考えられている便の摂取による性格の変化などにも視線が注がれています。
IgAとは、腸管に存在し粘膜の表面で病原体やウイルスと結合して毒を中和し、体内侵入を防ぐ役割を持っています。
腸管の主な働きは消化吸収ですが、多くの細菌やウイルスも口から侵入します。腸管の壁には異物が侵入した時にそれを排除する役割があるリンパが存在しています。
IgA腎症なるものも存在しており、指定難病として管理されています。これは、慢性的にIgAというたんぱくが沈着する病気であり、ゆっくりと進行することが知られています。