年利10%
それは過去にAnchorが打ち立てていた19%には届かないものの、一年後に資産の1割が増えていることになり、衝撃的な値であることに変わりはありません。
今回は、年利10%を超えるプロジェクトについて完全無料で紹介していきます。しかし、これらの一部プロジェクトはまだ黎明段階にあり、そこまで安全ではないことを承知してください。
このOvernight financeは、運用分配型ステーブルコインの一つであるUSD+を提供するものであり、USD+はBUSDとUSDCの二つを担保にして動いているプロトコルです。ここのプロトコルはMATICとUSD+をプールすることで、最大で30%近い年利を確保でき、端的にUSD+を持っているだけでも6-10%ほどのAPRが確約されています。
USD+とは運用収益配分型のステーブルコインです。主にUSDC、BUSDに1対1で裏付けられたUSD+が発行される形となり、調達されたUSDC、BUSDを運営のOvernightが分散型金融市場にて運用を行います。その運用収益をUSD+保有者に還元させていく仕組みとなっております。USD+はリスクを最小限に抑えて尚且つその中で資金効率を最大化させていくことを目標としており、暗号資産業界のマネーマーケットファンドのようなものを目指すと謳っています。USD+の運用ではアルゴリズムステーブルコインのようなリスキーなものを用いて運用することはせず、レンディングや変動損失が発生しない流動性プールに資産を投下して運用するとのことです。またUSD+を用いて流動性を提供することができるため、追加で利回りを得ることも可能です。 - Hashhub research
その一方で、USDCを取り巻く米国ドル一強状況に懸念する声も聞かれます。
最終的にステーブルコインが安定することは幻想だととらえることが吉でもあり、私個人としてはAnchorの悪夢を考えるとUSD+がアルゴでなくとも警戒すべきだと言わざるを得ません。
では、DeFiでの資産運用はどのように行っていくのがいいのでしょうか。いろいろと意見はありますが、ひとつはDebankなどのサービスでほかの億万長者が何にコインをロックしているのか見るのがいいでしょう。ここでのべたOvernightもDebank経由で得た情報です。そして、他にもPancakeswapやAave、Balancer、Curve、Yearnなどのプロトコルがあり、DeFiマネーレゴを試してみるのがおすすめです。