私は現在、フリーランスとして働いてもいます。
ライティングの仕事なども受けられる程度に受けていますが、そのたびに思うことは、書くことへのこだわりが凄いことです。ライターというと文章を書いている人という印象があり、実際それだけしかないのですが、いざライターになると、まったく見ている世界が異なることに気づかされます。
では、いったいどのような世界がライターに見えているのでしょうか。ことインターネットライターとして記事執筆を行うと、やはりDYOR精神が凄いことがわかります。DYORはWeb3業界でも言われている言葉でありDo Your Own Researchの意味です。
1記事を書くことはそこまで難しくはないと思うかもしれませんが、ライターとしてはその1記事にとんでもなくリソースを使っている模様です。例えば、執筆時の指定です。ほとんどの場合、記事の最初にリード文が入りますが、これは出だしの印象をつけるという意味でかなり重要な文章になります。リード文はたいてい4行くらいですが、リード文への指定は厳しいものがあります。
そのうえ、画像の選定、SEO対策なども同時に行うため、非常に疲れる仕事だと言えます。ライティングの仕事については前述してきたクラウドソーシングサイトで受けることができるため、暇なときに受けてみる方がいいでしょう。
しかし、ほとんどの場合セールスライティングを求められるため、独創的な文章は求められません。
ライティングの仕事の中にはまれにPREP法を利用するようにという指示もあります。PREP法はセールスライティングの中でも非常に有名な方法であり、今まで多くの有名ブロガーやライターの方が利用してきていることがわかります。
指定があるような案件は相当なものだとは思いますが、意外に多いなとも感じています。
そのほかにも、WordPressをどのくらい扱えるのかなどもポイントになってくるでしょう。私としてはいまだにPHPを用いてWordPressを動かすなどという案件は見たことがありませんが、WordPressはPHPで動いているので、中にはそういったものもあるかもしれません。
しかし、今ではWordPress以外にもMediumやSubstackなどあまたのプログアプリがあるので、それらの案件を探した方がいかも知れません。
ライティングを行うと、タイピング速度が異常に上がります。eタイピングテストというものがありますが、それで300スコアくらいは普通に狙えるようになります。私は最初は全くタイピングができませんでしたが、記事を書いているとだんだんと早くなっていき、今ではブラインドタッチはもちろんのこと非常に早くタイピングできている気がします。
とはいっても、最近ではフリック入力やVRゴーグルのエアタイピングなどが登場しており、キーボードをたたく時代はそのうち終わるのではないかとも思います。
しかし、タイピング速度が上がることで、いろいろと仕事がこなせるようになる気がするので、いいのかもしれません。とはいっても、個人的にはタイピング速度が上がっても仕事はできないままだと思います。理由は簡単で、仕事の最も肝心な部分は"やり始めるかどうか"だからです。