海外旅行したいとなった場合、行きたい国の一つにインドがあります。それは輪廻(
reincarnation)であり、ヒンドゥーの教えの一つになります。
よき行いをしたものは輪廻から解放されるが、それをしなかったものは動物として生まれなおし、輪廻からBreak Freeすることはできないというものです。
様々な地域で自由のとらえ方は異なります。しかし、インド・ヒンディーの自由に対する考えは極めて重要なのではないかと思ったりするのです。
インドでは、ヒンドゥーの影響を受けている場合、年をとったら家を捨てるといいます。そして、巡礼や精神的な活動にいそしむとされています。最近思うことは、ある程度ビジネスで成功した人々が早々にして職務をリタイアし、人生の最後に向き合うということをしているのはこの影響があるのではないかということです。
インドの輪廻転生という考えは、現代のものにあふれた時代には圧倒的に必要とされるものであり、なぜ生きているのか?そしてなぜ死んでいくのかを考えるたびに脳裏をよぎります。
生まれることが素晴らしいわけではなく、死んでいくのが悲劇的というわけでもない。
ただ、永遠に流転する輪廻から脱するために、善行を重ね人として再び生まれかわるように努める。
これは、人生における多くの価値観のうち、一見したい一つの解ではないでしょうか。