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Vol.219 「検索する」を超えた先にあるものとは

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  • gryption
  • 2022/10/04 03:19

Google。これは英語の動詞であり日本語で要るググるにあたるものです。もはやGoogleは I googled it. のように英文で利用される存在になりました。

今回は、そんな検索に関する問について現在のAIやクリプト、そしてそのほかのテクノロジー環境を鑑みたうえで次代のブラウザについて考えます。

現在、ブラウザは主に何かを検索する際のツールであり、それ以上それ以下でもありません。その何かに当たるものがSNSでありニュースサイトであり、YouTubeでありOpenseaでありUniswapなのですが、検索するというツール自体、今後の世界では変化していくのではないかとも考えています。

変化する「検索エンジン」の最果て

検索エンジンはいまだにその地位を保っているように見えますが、これは永遠なのでしょうか。個人的には否でしょう。最終的にはいろいろなものと同様になくなっていくと思います。

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では、検索エンジンは今後どのような存在に代わっていくのでしょうか。

現在では、DeFiといわれるブロックチェーン上のツールが人気を博していますが、将来的にはこれはDappsなどに組み込まれたりしていくと思われます。

Web3といわれるサービスにはいろいろなものがありますが、ブロックチェーン上に何か機能が集中しているものから、COSMOSのような島ごとに機能があるものもあります。ここからわかることは、Web3のサービスは金融を中心として「何ができるか」の機能を拡張しているということがうかがえます。

それは別段、機能を拡張しているという観点からすればなんでもいいわけで「EV」や「VR」でも機能を拡張しうるものと認識できます。

Googleは、様々な論文のようなものを検索できるという機能を持ちましたが、その論文でお金を交換したり、勉強ができたり、広告を作ったりできるようになっていきました。

しかし、Googleでは、検索した先の論文で服を作ったり、家を作ったりはできない模様です。インターネット、いや、メタバースというものが何を指すのか知りませんが、おそらくGoogleで検索したものが、服を作れる論文だったり、ロケットを作れる論文だったりしてほしいというのがその本質なのではないかと思ったりします。

しかし、それは定かではないことを前提としてます。

最終的にしたいことは、「なんでも」?

Googleをはじめとする多くのテクノロジーが成し遂げたい最大の目的は「なんでも」でしょう。なんでも成し遂げたい、これこそが最大の同期なのではないかと考えており、そのきっかけにグラフィカルUIで表示される検索エンジンが先入観としてあることでメタバースが現れたのではないかと思ったりします。

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となると、次世代のGoogleはその先にあるものであり、簡単にロケットが作れ、簡単になんでもできる状態になるというものを求めているはずです。

それは現状、どのようなテクノロジーで何ができるのか、それは非常に重要な事実であり上記の「なんでも」を考えるとほとんどが例外になります。

最近は、暗号資産などは結局そのなんでもを達成するために必要なもの「かどうかは怪しいところがある」と思います。

最初にマイニングが流行りイーサでのステーキングが流行り、その次にいろいろと流動性マイニングとかアルゴステーブルとかリキッドステークとか流行りました。しかし、特にCurveのことを考えて気づきましたが、最終的にブロックチェーンや暗号資産がテックの願望に沿っているとはあまり思えなかったのです。

テックの願望は、なんでもできるようになることですが、暗号資産はそれを後押しする存在ではないように思えます。そして、宇宙に行くのに必要だとも思えません。

ブロックチェーンを筆頭とするWeb3などは、いわばメンタリティの一面であり、そのメンタリティを利用することで、テックの願望に近づけるのではないかと思う次第です。

Web3への姿勢は「自然」でいい

Web3というものが、上記の説明からではなんとなくつまらないものだと思うかもしれません。特にGameFiよりもDeFiというのは少しわかりにくいことろがあります。しかし、実際になぜ「ハードウェアウォレット」を買う必要があるのか、その必要性を感じている人は少なくないはずです。

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私は秘密鍵を取られたり謎のNFTを送られたりいろいろなことをされてきています。しかし、Web3に資産運用させるとか、貯めるというのは二の次であり、第一に「使って散れ」というのがあると下記の記事を読んで思いました。

結局、新しい技術というのは何のためにあるのか、それを決めるのは機械ではなく人間であり、それがおもしろかったり「Good 4 you」ならば取り入れるし、「Nope」ならば取り入れない。ただそれだけのことなのではないかと思ったりします。

ALISを稼ぐ。これは良いことです。しかし、ALISを稼ぐことだけしか考えられていないのは、一文無しの稼ぎなしのやつとほとんど同じ価値しかないでしょう。なぜなら、ALISの意味を捉えてないからです。

しかし、現状ALISでは、使い道が限られています。これは以前にも話してきました。この状態は決していいものではなくUnsustainといっても過言ではありません。

ALISがALISerの手によって、もしくは開発者側から何のアプローチもなければ今までのままなのは当然でしょう。しかし、それはないと思っています。いつかかわるでしょう。

短期でみても中期でみても長期でみても、先生のNFT大事に抱え込んで先生のお膝元で正座しながら自分より格下の情弱を集めてアフィリエイトーなんていうのは、愚の極みなんですよ。もっと散って遊べ。以上です。

 - 代替性CHAOs

この記事を読んで一つの発見がありました。それは実験に近いものかもしれません。何かというと「一度クリプトに変えた法定通貨は、二度と法定通貨に戻さないでおく」です。

つまり、クリプト化したコインは、そちら側の世界に投げ込んだという風にして、再度FTXなんかで換金するなということです。これはBCGが流行るであろう今後の教訓にもなってくるでしょう。しかし、クリプト上で食べ物や衣服を交換できるEC的存在がなければ、本腰を入れるのは厳しくもあり、現状では大金をクリプト化できないというのが結論になります。

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