〜前回までのあらすじ〜
ある金曜日の夜のこと。
会社の飲み会の幹事をしていたブルーサル。
その場の「空気」と「流れ」に身を任せてお店を決めれば良いと、二次会を計画していなかった。
案の定、二次会のお店がなかなか決まらず一次会後に膨大なをグダリ時間を生み、大失敗してしまう。
この悔しさを糧にして、どうしてこんな事態になってしまったか考えてみることに…
自己肯定に自己肯定を重ねた結果、たどり着いた答えは
あの時あの場で、二次会の店を検索できるアプリがなかったのが悪い
という究極の責任転嫁でなのであった。
「二次会専用の検索アプリを作るなら、どんなものが良いか」
ブルーサルは一人、妄想し始める。
二次会シリーズ
今宵、最終回。
前回までの記事はこちらから。↓
もう少しちゃんと書いてるので読んでみてください。笑
二次会のお店を検索しようとしたときに、今のグルメサイトに足りていないのは「探している瞬間の店の情報」だと、前回でなんとなく気づきました。
現状、リアルタイムでお店の情報を知りたいと思ったら、やっぱり電話か直接聞きに行くのが一番有効です。
では、二次会専用の検索アプリを作るならば、この辺りの情報をどうやって得るのかがポイント…と思った時、ある疑問がふと頭をよぎります。
本当にこういう仕組みって、いまの世の中にないの?
いいえ…
調べてみたら、まだまだ限定的ではあるものの、既に始まっていました笑
「ヤフー、飲食店の空席情報をリアルタイムに掲出するIoTの実証実験を開始」
この記事では、テーブルにセンサーを置き、センサーの履歴から空席情報を計算する仕組みが紹介されています。
ユーザーはWEB上で空席情報を確認できるようです。
これです。
こういうの待ってました!
仕組みは二次会に特化したものではありませんが(笑)、とても可能性を感じます…
そして、なんともタイムリーなことに今日の記事にも。
「ソフトバンク、東京・竹芝地区をスマートシティー化へ センサーで不審者や混雑状況を検知」
上の記事の中で、スマートシティの具体的な内容が記載されていたのですが、そのうちのひとつに…
「(2)飲食店の空席状況をアプリで確認できるようにして混雑を防ぐ」
素晴らしい!笑
もちろんこちらの記事でも「二次会」とは一言も記載されていませんが、期待値マックスです。
今まで難しかった、リアルタイムで店内の状況を知ることは、もう私たちの当たり前となりつつあるのかも…!
そんな期待を胸に、これらをヒントとして、最後に二次会専用の検索アプリを考えてみました。
名付けて…
私が華金の居酒屋に行っていつも思うことは、「忙しそう…」ということ。
そんな状態で、お店の人が店内の状況をリアルタイムで更新するのは無理があります。
そういった意味でも、ヤフーの記事にもあったセンサーはかなり良いなと思いました。
わざわざ人が更新しなくてもいいから。
…でも、センサーだと、人が「いる」「いない」の情報に限られてしまう。
普通に飲食店を探すならこれで十分なのかもしれませんが、こと「二次会探し」においては、これだけでは足りないのです。
なぜなら「二次会探し」には「条件指定系の二次会参加希望者」のみなさんがいるから。(前回に引き続き登場)
彼らは、二次会のお店のより詳細な情報を求めます。笑
なのでセカンドステージでは、センサーの他にさらに別のものの活用を提案します。
それは、
タッチパネルが付いていて、メニューを注文できたり会計締めができる、あれです。
あのセルフオーダーの機械がオンラインでつながれば、時間飲み放題の残り時間情報や今解放されているメニュー情報などが連携できそうな気がするのです。
また、二次会で特に厄介なのは、カラオケやボウリングなど多ジャンルのお店が候補に上がること。
が、しかし!
ラッキーなことに、セルフオーダーの機械はカラオケでも同じようなものがあります。
今度は曲を入れる時に使う、あれです。
ほんとに曲を入れられるだけですが…笑
ただ、最近では電話ではなく、タッチパネルからフードやドリンクをオーダーするカラオケ店もあります。
ボウリング場もすでに、席にタッチパネルが設置されているところがほとんどなのではないでしょうか。
メニュー、コース、料金体系などの情報がセルフオーダーの機械に搭載されれば、単なる席情報だけではなく、さまざまな情報をセルフオーダーの機械を通してオンライン上に流せるようになるかもしれません。
IoT化の波が来ればきっと…笑
条件指定系の二次会参加希望者のみなさんを頭の中で黙らせようと考えたら、妄想が膨らみに膨らんでしまいましたが、彼らを納得させるにはここまでの情報をアプリで表示する必要があるとおもいます。
そしてでた結論。
こんなアプリが欲しい!
…要望詰め込みすぎて、なんだか道のりは遠そうです。笑
でも本当に実現した時、今までグダグダして結局帰宅してしまっていた人々を巻き込んで、華金二次会市場がより効率的に盛り上がる時代がやってくるはず。
つまりね、いまは二次会のお店を見つけるのは難しいわけで。
あの日の私はやはり悪くなかった気がしてきました。
よかった〜
笑