小学3・4年生の頃、私は軽めの不登校でした。(週の半分くらい学校に行く感じ)
最近は不登校Youtuberが世間を賑わせていますが、私の場合はシンプルなやつです。
なんで休んでたのか、理由はもはや思い出せませんが、なんとなく学校に行きたくなかったんだと思います。(記憶が変になっていなければ、それなりに友達はいたはずだし…笑)
休む方法としては、一度学校に行ったフリをして家に戻る手法を乱用していました。
両親が共働きだったこともあり、さほど難しいことではなかったと思います。
まず、母が私を玄関先まで見送り、私は学校に行くフリをして少し離れた通りから、母が出勤する時間まで待ちます。
数十分後、母が出勤するのを今度は私が見送って(遠くから)、家に戻るという流れです。
わずか数十分で家に戻った私は、何をするかというと、ここから1日本当にゴミ人間みたいな生活をします。笑
アニマックスやカートゥーンネットワーク(たしかこんな名前)という、アニメを一生放送し続けるテレビチャンネルが当時あったのですが、午後まではそれを観ることが日課でした。
「ドラゴンボール」や「ちびまる子ちゃん」などといった人気作品は、曜日によっては3話連続で放送することもあり、それはそれは大興奮していたのを今でも覚えています。
お腹がすいてきたら、近所の中華料理屋に電話して、炒飯を注文します。
なかなか大盛りの炒飯に、スープがついていて、たしか500円のワンコイン。
さらに中華料理屋の配達のおじちゃんは、毎回ゼリーのおまけをつけてくれてました。
ところで、ランチ代の500円はどうやって捻出したのか。
ここで、小学生ながらに工夫して自力で稼いでいた、と言いたいところですが、そんなかっこいい話は一切ありません。笑
500円は“なぜか”毎日机に置いてありました。
その500円を使い、炒飯を食べながら、またテレビを観ます。
今度はチャンネルを切り替えて、国内ドラマの再放送です。
たしか「アットホームダッド」や「花より男子」とか。
とにかく、夕方のニュースまで観続けました。
ようやく帰ってくる両親を出迎えて、ゴールデンタイムのバラエティや映画を観ながら、夕食。風呂。就寝。
これが小学3・4年生の私。
今改めて思い返すと感謝と恐怖しかありません。笑
そんな私も中学、高校、大学と進学し、今は社会人として生活しているわけですが、あの小学生の期間で間違いなく身についたのはテレビを観続ける能力。(いるかいらないかは考えないでください)
もちろん今でもしょっちゅう映画やらドラマやらを観ます。
「Filmarks」という自分が観たドラマや映画を、保存・評価・共有できるアプリがあるのですが、私が今チェックしている作品本数は、
ドラマが約250作品。映画が約700作品です。
ドラマや映画にとても詳しい方々には全然敵いませんが、一般の25歳の中では観ている方だと思っています。
なので、
これから自分なりにドラマや映画を紹介していきます。
自分の体験ベースだったり、連続ドラマのある1話だけにフォーカスしたり、少し変わった紹介をしていくつもりなので、是非ご覧ください。
最後に、この記事でも一本だけ。
こんな私がとっても共感した映画が、
「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(2011)」
です。ぜひ。