前回の記事にて、私たちがついついテレビ番組のワイプ見てしまったり、副音声を聞いてしまうのは、他の人の反応や感想を確認しながら、テレビ番組を観ることができるからではないかと書かせてもらいました。
↓前回の記事
また、インスタライブの配信中に視聴者からのコメントやスタンプが流れてきたり、ニコニコ動画で右からコメントがばーーっと流れてきたりすることも、リアルタイムで他の視聴者が思ったことを知ることができるため、似ていると思います。
この現象が面白い!と思ったので、今回はテレビ番組やインスタライブ、ニコニコ動画といった映像のコンテンツだけに限らず、記事や電子書籍といったテキストコンテンツでもこの現象を活かせないかと考えてみました。
以前、Yahoo!ニュースで少し長めの記事を読んでいて、読み終える前に一番下のコメント欄までスクロールしてしまってことがあります。
読んでいる途中で、この記事に対してどんな意見が上がっているんだろう?と気になってしまったので…
ふと思いました、この感覚はテレビのワイプを見てしまう、副音声を聞いてしまう感覚になんだか近い気がする…!
また、よくわからない内容や専門的な内容が文章中にでてきた場合は、オーサー(専門家)の解説を読みにいってしまうことも多々あります。
そんな中、ワイプのことを考えてたら、他の読者の意見を見ながら読める記事もありだな!と思い、イメージ作ってみました。
たとえば下のような記事があったとします。
上の記事では、この後もひたすらに文章が続いていきますが、最初の文章であれ?と思った人が、文章と文章の間にコメントを挿入できたらどうでしょうか。
「▼1」と書かれた部分をクリックして、コメントを閲覧してみます。
あくまでイメージですが、こんな感じで。
もちろん、記事などを読む際、主張や意見を最後まで読むことは大切です。
ただ、読んでいる瞬間瞬間の感覚だったり意見も共有できると面白いと思います。
専門的な用語の解説や過去の事例などを、より詳しい人がどんどん記事の文章の間に補足出来たりすると、はじめに書いた著者の記事がより良いものへと変化するかもしれません。
これが記事だけではなく、電子書籍などでもできたらなんだか楽しそうです。
カルピスのくだりは全力で忘れてください。
ちなみに4:1派です。