<ものすごくシンプル>
こんにちは。みかみです。
※こちらの記事はALIS始動前のため私のブログへのリンクになります。
この記事を書いたのが2018年2月19日です。
そこからほぼ半年ですね。
ついにきゃんた君のアプリ「CanPayment」がリリースされました!
ダウンロードはページの下部にGoogle Play/App Storeのリンクからできます。
<使うのに必要なのはメアドのみ>
各ストアからダウンロードしたら最初にユーザー情報を登録します。
メアドとスクリーンネームは後から変更ができないので注意してくださいね。
<ウォレットを作る>
画面右上の「+」ボタンから、現在はMONAとXRPのウォレットを作成することができます。
私はもう作ってしまったので作る画面のスクショはないのですが、特に難しい作業はないというか、本当に「作るをタップするだけ」という感じです。
<これだけでもう使える>
「入金する」は取引所などから仮想通貨をウォレットに入れる機能で、「出金する」は取引所などへ仮想通貨を送る機能です。
では「支払」は?と疑問に思いましたが、支払についてはお店などが用意したQRコードを画面下部のQRリーダーを起動して読み込むことで実行するようです。
支払いを行うには取引所などから送金しておく必要がありますが、操作に関してはちょっとシンプルすぎて不安になるレベルです。
<CanPaymentには鍵の概念を感じない>
個人的にですが、今一番使われているMONAのウォレットは「もにゃ」だと思っています。
先駆者的な感じでリリースされたウォレットであり、決して使いにくいということはありませんからね。
ただやはり一般人には難しいだろうな、と思います。
最初に秘密鍵に関する質問などがいくつかあること、その中で資産を失うとか怖いことが書かれていること、パスフレーズはスクショじゃダメと指摘されるなど手間を感じることなどがその理由です。
その点、CanPaymentはユーザー側に秘密鍵の管理をさせていないということが大きな違いだと思いました。
私は一応、公開鍵や秘密鍵を理解しているつもりなので、その管理を運営側に任せていることに若干の不安を感じるところですが、仮想通貨決済の普及のためには必要なことではないかと思いました。
やはり「鍵」の概念は難しいですし、「暗号化」とかも一般人には理解しがたいものだと思うんです。
この辺りを運営側が管理することでユーザーの負担を減らしているので、結果としてポジティブにとらえられる点かなと思っています。
<今後の要望>
一応パトロンなのでDMなどで直接伝えてもいいのかなと思ったのですが、要望+理由をつけるとすごいことになりそうだったので最初から記事として書いてみます。
(記事のネタに困っていたわけでは・・・ありませんよ?)
受取アドレスのQRコードを表示する機能がない
見落としてたらすいません。でも多分ないと思う。
機能として実装予定がなかったらかなり不便です。
客目線で見て、店へ支払うアプリとしてはとても使いやすいですが、支払いを受ける店側はものすごく不便です。
先日きゃんた君が出店したお祭りのように、Tシャツ1枚○○MONA、バッジ1個○○XEM、みたいになっていて、1個ずつ決済しても手間じゃない場合は、店があらかじめ○○MONAを受け取るためのQRコードを提示しておけばいいですよね。
でも実際の店舗はそうじゃない場合のほうが多いはずです。
あえて辛口で書きますが、スーパーなんかでコロッケ1個1MONAを2個取ったら1MONAを2回決済し、牛乳3本買ったらまた3回決済し・・・なんてやってられませんよね。
いやいやバーコードで1個ずつやってんじゃん、って意見もあると思いますけど、スーパーにとって既存のバーコードによる商品管理はそう簡単にはなくなりません。
なのでやっぱりレジでバーコードを読み取って、合計額で1発決済、ってのが想定されるやり方だと思います。
そうするとやっぱり受取金額を入力した上でアドレスをQRコードで表示できないと店側が非常に使いにくいと思いました。
JPY換算の表記が欲しい
運営側で意図的に排除してる可能性もあるのですが、理由を書いておきますね。
2/19の記事にも書いたのですが、結局私たちは日本円に縛られているんです。
日本に住んでいる限り、当たり前に基軸通貨は日本円ですからね。
そんな環境の中にいて、価値が変動する仮想通貨で決済するメリットって、要するに仮想通貨のほうが得な場合ですよね。
キャッシュレスだけなら、それこそクレカでもSuicaでもいいんですよ。
もう普及しているし、私なんてドコモのゴールドカード持ちなのでiD払いでポイントがっぽりみたいな感じですし。
なので自分が仮想通貨を買った額と時価を比べて使いたいです。
例えば1MONA100円で買ったと登録しておき、現在の時価が1MONA200円なら圧倒的にMONA払いが優位ですよね。
逆に1MONA50円になっていたら、MONAの価格が上がるのを待つ選択肢を取ればいい。
だって仮想通貨の価値は変動しているのだから。
もちろんイナゴしていつまでも含み損になる可能性だってありますが、でも「その選択肢がない」という状況が良くないと思うんですよね。
10,000円分のMONAを買ったのに、使ってみたら5,000円分しか買い物できなかった、なんてなったらもうMONA買わないでしょ。
<送金手数料は受け取り側・支払い側の選択肢がほしい>
クレカやSuicaより仮想通貨が優れている点としてよく言われるのが、店側が取られる手数料や導入経費なんですが、これって消費者側には全くもって関係ないことなんですよ。
手数料が安くなればその分商品も安く~みたいな意見があると思いますが、実際に小さなお店を経営している私の父に言わせれば、そんなのは机上の空論で、店側も客側も「お互いに自分が得することしか考えてない」と言います。
※自分の父なので過大評価かもしれませんが、父はとてもまじめで商売に対して真摯に考えているタイプです。
つまり店はお得な仮想通貨決済をしたいとしても、客は自分がお得なクレカ決済をしたい、ということです。
この画面は「送金」画面であって「支払」ではないのですが、仮想通貨って送金する側が手数料を支払うのが一般的ですよね。
クレカなら受け取り側が支払っていた手数料をいきなり客側(送金する側)の負担にしてしまうと、やっぱり使われにくいと思うんです。
とは言え「送金する側が手数料を支払う」のは、仮想通貨の仕組みとして仕方ないことなので、店側が提示するQRコードの画面に、手数料分を即送金し返すような機能をチェックボックス1個とかで設定したいですね。
<公式HPについて>
トップページで、ページ下部の「トップページ」リンクをクリックすると「false」って出ます・・・。
javascriptの初歩的なミスなので早急に直してくださいね。
多分、本当はクリックそのものをできないようにしたいのではないかな・・・。
それと私もそうですが、パトロンの皆さんのことがまだ載ってないんですね。
せっかくリリースされたのにちょっと残念でした。
<今後に期待>
CanPaymentは本当にまだできたばかりで、ちょこっと出資しただけでこういう言い方もあれですが、まだ最低限の機能しかないような感じです。
でもきゃんた君は中々行動力のある子ですし、私みたいな本当に小口のパトロンにもちゃんと対応してくれる誠実な子です。
(高校卒業してるのでそろそろ「子」扱いが失礼かもしれない)
OnePay(クレカ決済をスマホで行うアプリ)を作った山内くん?山中くん?(名前うる覚え・・・)のように、今後の仮想通貨界を引っ張っていく人材になることを期待しています。
でもほんと、CanPaymentくらい操作が簡単なら、それこそ公務員の世界でも使えそうですね。
私の自治体ですらごく最近クレジットカード払いが一部認められたというレベルなので、仮想通貨が導入されるのは20年くらい先でしょうけど・・・。
<わたしの記事紹介>
私のブログにも同じ記事がありますが、参考までに、ALISでの記事は以下のとおりです。興味があればぜひ。
→【テレビは無料になる!?】マイニングで変わる家電業界の近未来ビジネスモデルを妄想する
→【仮想通貨と一緒にやりたい投資】堅実公務員がセゾン投信を勧める理由
→【節税効果30%以上】仮想通貨で儲かったらふるさと納税がオススメ
→【仮想通貨×地域活性化】自治体が取るべき仮想通貨の利用促進方法