Web3データエコノミー・プロジェクトにOCEANの10万ドルを提供
日本の機械学習、データサイエンス、その他のデータエコノミーの発展に寄与するプロジェクトであれば、技術的及び非技術的、個人及び組織問わず自由に価値提供提案をして、投票を介して資金調達をすることが可能です。ぜひ、ご検討ください。
OceanDAOは、OCEANトークンホルダーがキュレーションしたエコシステム・プロジェクトに資金を提供する助成金DAOであり、誰でも助成金を申請することができます。
この記事では、ラウンド19の概要を説明していきます。
資金調達額
ラウンド19では、100,000ドル相当のOCEANまたは200,000 OCEANのうちUSD換算で大きい方が提供されます。(2022年7月11日午前0時 UTC時点での換算)
日程
提案提出期限:7月5日
期限までに、OCEANをVoting Walletに追加する必要があります
2日間の提案デューデリジェンス期間(7月7日まで)
投票開始日:7月7日
投票終了日:7月11日
受領資金の受け取り:7月25日
時間は全てUTCの0時です。
助成金支給のカテゴリー
Oceanへのアプリケーションまたは統合の構築/改善
コミュニティや開発者への働きかけ(非技術的なものを含む)
データの解放
Oceanのコアソフトウェアの構築または改善
OceanDAO自体の改良
提案書の提出
Ocean DAOの助成金対象に該当するかはOcean DAOのWebページをご確認ください。対象となる提案であれば誰でも、Ocean Portに提出し、参加することができます。早めに提出し、ワーキンググループからのフィードバックやガイダンスを受けることをお勧めします。
また、投票者としては、Ocean Portに提出された提案を確認し、期間中に投票を行うことができます。
プロジェクトの更新申請
過去に助成金を受けたことがある場合で、再度申請するためには、提出済みの提案内の助成金交付要件を更新する必要があります。詳細は、ダッシュボードに記載されている手順に従ってください。
資金調達層
完成と成果の継続インセンティブを提供するために、新規からベテランまで各フェーズで獲得可能な資金上限を設定しています:
新規プロジェクト
資金上限:3,000ドル
OceanDAOからの助成金を受けたことがない場合既存プロジェクト
資金上限:10,000ドル
1回以上の助成金を受けたことがある場合複数回プロジェクト
資金上限:20,000ドル
2回以上の助成金を受けたことがある場合
上記は、OceanDAOへの申請プロジェクトがアクセス可能な資金層です。申請額はドルで提示し、支払いはOCEANトークンで表示されます。換算レートは、提案書提出の締切日の市場価格です。
「Earmarks」とは、以下の最初の3つのグループを対象として「投票による競争に加わることなく一定の資金を獲得できるシステム」です。例えば、初回申請の(アウトリーチ部門)は、他のプロジェクトと競争することなく、12,000 OCEANを利用することができます。それを超えると、競争しなければなりません:
新規チーム(非アウトリーチ部門):7,500ドル
新規チーム(アウトリーチ部門):4,500ドル
2回目/3回目のチーム:17,500OCEAN
コアテック・イニシアチブ(以下に案内):13,000 OCEAN
コアテック・イニシアチブ
Ocean Protocolでの技術面による継続停な貢献を望んでいる個人や組織のためにコアテック・イニシアティブが存在します。詳細はwikiで見ることができます。DiscordのCore-Tech Working Groupチャンネルに参加して情報共有してください。
2次関数的ファンディング
より均等に分配するために、2次関数的ファンディングを導入しました。全てのプロジェクトは、EarmarksやFunding Ceilingなどの他のルールに従いつつ、エンゲージメントの量に応じた助成金を受け取ることができるようになります。プロジェクトは、受け入れ可能な最低額を設定し、資金が不足する場合は資金を返却することができます。
最小資金額の設定
最低資金額を設定して、受け入れる金額を低く設定することで、資金調達できる確率がかなり高くなります。
投票ブースト
第14戦から4次投票が実施され、Web3ポータルにアクセスしてBrightIDに登録することで、投票率が400%アップします。
委任投票
Voter Delegation(有権者委任)が導入されており、参加者は、意思決定を委任し、自分の投票権を他のアドレスに割り当てることができます。
バーンからリサイクルに
Earmark内に残った資金は、バーンされるのではなく、一般補助金としてリサイクルされることになりました。もし最後に資金が残っていた場合、それは再びトレジャリーに戻されます。
Discordにアクセスして、各ワーキンググループに参加しましょう。各ワーキンググループのドキュメント、スチュワード、メンバーリスト、ミーティング時間などが掲載されています:
Project Guidingワーキンググループ
Parameters & Roadmapワーキンググループ
Core Techワーキンググループ
OceanDAO Engineeringワーキンググループ
Ambassadorsワーキンググループ
Outreachワーキンググループ
ワーキンググループ・アウトライン
各ワーキンググループは、独自のDiscordサブチャンネルを持っています。また、各ワーキンググループは、リアルタイムのDiscordチャンネル(音声/ビデオ)を活用することができます
各ワーキンググループは、独自のメンバーシップと作業プロセスを持っています
各ワーキンググループは、毎週または隔週でコールを行います
各ワーキンググループには、スチュワード(グループの運営責任者)とメンバー(貢献者)がいます
タウンホール
タウンホールはOceanDAOの初期から毎週行われているミーティングイベントです。DAOの拡大とともにタウンホールも拡大しています。
タウンホールでは、Oceanエコシステム向けに各種プレゼンテーションを行い、各ワーキンググループが現在の進捗状況や最新情報をスライドで発表します。
助成金の請求
OceanDAOのウェブサイトから、助成金の請求ができます。
方法はこちらをご覧ください。
OceanDAOエコシステム
Ocean Pearlで、各プロジェクトの詳細、最新情報、助成金獲得プロセスの概要、投票の確認ができます。
すべての資金調達の履歴やラウンドデータもこちらでご覧いただけます。
お読みいただきありがとうございました!
Ocean DAOの助成金プログラムには誰でも(個人/組織)提案を提出し、資金調達の機会を受けることができます。ぜひ日本からもご参加ください!https://twitter.com/oceanprotocolJPでDMを受け付けています。
Ocean Protocolのミッションは、世界に広がるWeb3データエコノミーを始動させ、データの所有者が持つべき権利を取り戻し、人々がデータから本来得られる価値をもたらす世界を構築する事です。
データは新たな資産クラスであり、Ocean Protocolはその価値を引き出します。データの所有者と消費者は、Ocean Marketアプリを使用して、安全でプライバシーが守られた方法でデータ資産を公開、発見、消費できるようになります。
Ocean Protocolのデータトークンは、データを「データ資産」に変えます。これによりウォレットや取引所、その他のDeFiツールを活用して、データウォレット、データ交換、データ協同組合を実現します。プロジェクトは、OceanライブラリやOCEANを自分のアプリで使用し、Web3データエコノミーの推進に貢献していきます。
トークンとしてのOCEANは、データへのステークやデータの売買、ガバナンス投票などに使用されます。トークンの供給は、短期的な成長と長期的な持続性を促進するために時間をかけて分配され、利用量の増加に応じて増加するように設計されています。
詳しくはoceanprotocol.comをご覧ください。
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