Web3の求人情報サイトTOP10（2022年版）

ブロックチェーン・ジャパン
2022/09/22 08:41

Supra Oracles

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最近の市場の不安定さにもかかわらず、Web3業界は着実に成長を続けています。Vantage Market Researchの最近の調査によると、Web3とブロックチェーン業界は年間41.6%という驚くべき成長率で、現在世界で最も急速に成長している業界の1つとなっています。これだけの成長の可能性があるのですから、多くの人がWeb3の仕事に転職しようとするのは当然のことでしょう。

Web3の仕事は給料もかなり高く、ブロックチェーン開発者の平均年収は、平均15万ドル以上です。マーケティング、コミュニケーション、法務などの非技術職も、高い需要より、一般的に市場以上の給与が提供されています。実際、CryptoJobsListによると、Web3業界での平均給与は、役割に関係なく、今でも年間10万ドルを超えているそうです。

Web3は、比較的高い給与と急速なキャリアアップの可能性だけでなく、次世代のインターネット技術を形成する機会も提供しています。Web3業界は、私たちの仕事、交流、遊び、金融、投資との関わり方に大きな影響を与えるため、この業界でのキャリアを考える上で、潜在的なマンパワーには多くのことが期待されているのです。

しかし、他の業界と同様、仕事を探すのは大変なことです。そこで、Web3の求人情報を検索できるWebサイトのトップ10をご紹介します。これらのウェブサイトは、ブロックチェーン、暗号、Web3の仕事に特化しているため、まさに探している種類の仕事に集中することができます。

1. Web3 Jobs

2. Cryptocurrency Jobs

3. Remote3

4. CryptoJobsList

5. CryptoJobs

6. Gaby’s Web3 Job Board

1. Web3 Jobs

Web3 Jobsは、おそらく現在、業界で最も人気のあるWeb3ジョブボードです。2,500のWeb3プロジェクトで22,000以上の求人情報を提供しており、Polygon、Ripple、Stripe、UNICEF、Techstarsといった業界の主要企業が、現在このサイトを利用して人材発掘を行っています。

Web3 Jobsは使いやすいユーザーインターフェイスを提供し、有償のDAOメンバーやUXデザイナーから従来のスマートコントラクト開発者、プロダクトマネージャー、ゲーム開発者、インターンまで、幅広いWeb3の仕事をリストアップしています。

また、専門的な経験が浅い人向けに、エントリーレベルのWeb3の仕事も紹介されています。ウェブサイトの専門セクションには、遠隔地のWeb3の仕事、最も高い報酬のWeb3の仕事、非技術的なWeb3の仕事もリストアップされています。また、Web3の仕事が最も多い都市のリストも掲載しています。企業は、199ドルから仕事を掲載することができます。

2. Cryptocurrency Jobs

Cryptocurrency Jobsは自らを「ブロックチェーンジョブと暗号通貨ジョブのための主要なジョブボード」と説明しており、確かに今日最も人気のあるブロックチェーンジョブボードの1つとなっています。他の暗号ジョブボードとは異なり、検索をするのと同じくらい簡単に仕事を投稿することができ、ホームページの中央に目立つように検索バーが配置されています。

Cryptocurrency Jobsは現在、AAVE、Algorand、Argent、Consensys、Gitcoin、The Ethereum Foundationなど、暗号とブロックチェーン業界の多くの大企業に利用されています。このサイトで提供される職種も多様で、カスタマーサポート、デザイン、エンジニアリング、ファイナンス、マーケティング、非技術、オペレーション、プロダクト、セールスなどがあります。

暗号関連の求人情報のほか、Web3関連の求人情報ページも用意されています。このサイトでは、業界の主な職種ごとの平均給与情報も提供しており、仕事を探す人にとって非常に有益な情報となっています。

ただし、掲載されている求人数は570件ほどと、他の求人サイトと比べるとかなり少ないのが難点です。

3. Remote3

Remote3は、ブロックチェーンとWeb3空間におけるリモート限定の仕事を掲載する専門サイトです。同サイトによると、求職者は「ブロックチェーン、スマートコントラクト、DeFi、NFT、暗号領域に取り組む企業」で、世界中のリモートWeb3の仕事を発見することができます。

Remote3を利用して採用を行っている有名な企業には、Maple Finance、Penguin Finance、Donut、Palmswap、Zebec、Status、Syndicaなどがあります。したがって、Web3 JobsやCryptocurrency Jobsのような競合他社に比べると、このウェブサイトはそれほどメインストリームのプロジェクトには採用されていないと言えるでしょう。

Remote3では、Coinbase、Binance、Solana Labs、Braveなど大手企業の求人情報も集約していますが、これらの企業とまだ直接提携しているわけではありません。

他のWeb3の求人サイトとは異なり、Remote3はDAO、投資、プログラミングなど、Web3のあらゆる側面について学ぶための大規模な教育ポータルも持っています。このサイトには、Web3分野の最大手企業が主催するリモートおよび対面式のハッカソンも掲載されており、就職活動の過程でスキルを磨いたりネットワークを構築したりしたいブロックチェーン開発者にとって特に役立ちます。

4. CryptoJobsList

CryptoJobsListは、Web3 関連の主要な求人サイトの一つで、現在6,800件以上の求人情報、2,000社以上の企業、3,300件以上の給与情報を掲載しています。掲載されている職種や業種は、Web3、NFT、Solidity、デベロッパー、マーケティング、DeFi、インターン、コンプライアンス、コミュニティマネジメントなどです。

CryptoJobsListには、Cryptocurrency Jobsと同様に、Web3の仕事に特化した専門ページがあります。また、このサイトには給与欄があり、他のサイト利用者に正確な給与データを提供するために、利用者が匿名で給与を提出することができるようになっています。

CryptoJobsListは現在、The Ethereum Foundation、Huboi、Circle、Etherscan、CoinMarketCapおよびOKEXなどの主要な暗号およびブロックチェーン企業によって利用されています。また、毎週Web3 Jobsニュースレターを提供し、就活生に最新の求人情報を提供しています。

5. CryptoJobs

CryptoJobsは、自社を「Web3求人のナンバーワンサイト」と表現し、そのミッションは「才能ある個人を最高のブロックチェーンプロジェクトにつなげ、非中央集権の世界の到来を加速させること」と述べています。同社は、Consensys、Huboi、BlockFi、Unstoppable Domains、OKEX、Crypto.com、IOTA、Bitfinex、Coinlist、Cardano Foundationといった印象深い名前を含む1,000以上の雇用主と提携しています。

CryptoJobsは、GameFi、DeFi技術、暗号プロジェクトのコミュニティ管理、プライバシー問題など、様々なブロックチェーンと暗号のテーマについて人々に教えるために定期的にAMAを開催し、Web3業界で仕事を得る方法を教えることに大きく重点を置いているのも特徴です。また、CryptoJobsは相当なメール購読者リストを誇っており、4万人以上が毎週のメール更新を購読しています。

6. Gaby’s Web3 Job Board

Gaby’s Web3 Job Boardは、著名なベンチャーキャピタルファンドTCG Cryptoの投資家であり、ブロックチェーンの経験豊富なGaby Goldbergが作成・運営するマイクロニッチな求人情報掲示板です。この掲示板は比較的少数の仕事をホストしていますが、ここに掲載されている仕事の多くは、他では見つけることができません。Gaby’s Web3 Job Boardは、小規模なスタートアップからの求人情報に加えて、AAVE、Polygon、Sia Foundationなどの主要なクリプトプレイヤーからの求人情報も掲載しています。

ソフトウェア・エンジニアリング、マーケティング、セールス、ビジネス・オペレーション、プロダクト、クリエイティブ、財務・会計、デザイン、金融サービスなど、さまざまな分野の職種が掲載されています。

7. RemoteOK

RemoteOKは、インターネットにおける「№1リモートジョブボード」を自称しており、同社のウェブサイトによると、世界中の180万人以上のリモートジョブハンターに利用されているとのことです。RemoteOKは、Amazon、 GitHub、Stripe、Shopify、Upwork、Indeed、AngelListなど大企業との提携を誇っています。また、求人情報の提供に加えて、SafetyWingと提携し、リモートワーカーやフリーランサーに安価な医療保険を提供する支援も行っています。

RemoteOKは幅広い業界のリモートワークの求人情報を提供する中でWeb3専門のページを用意しており、現在Argent、Kraken、Rarible、Blockchain.com、OpenSea、Polygonなど230以上の求人情報を掲載しています。また、掲載されているWeb3の求人の平均年収は現在103,000ドルとなっています。

8. AngelList Talent

AngelList Talentは、スタートアップやテック企業のためのインターネット最大かつ最も評判の高い採用サイトの1つであり、暗号/ブロックチェーン、Web3分野の求人情報を含む13万件以上の求人情報を持っています。

AngelListに掲載されている求人の質は高いのですが、検索機能がやや使いにくいことに注意が必要です。このサイトでは現在、170以上のブロックチェーン関連と80以上の暗号に特化した求人情報を掲載しています。

9. BuiltIn

Builtinは、現在インターネット上で最大の技術系求人サイトの1つであり、AI、ブロックチェーン、クラウドコンピューティング、サイバーセキュリティ、FinTech、コンピュータハードウェア、EdTech、データサイエンス、ロボティクスなど、ニッチな技術職を幅広く扱っています。また、BuiltInは、リモートワークの求人にも大きな力を注いでいるのも特徴です。

同社は現在、約34,000社の企業と提携し、エンジニアリング、財務、コンテンツ、デザインおよびUX、マーケティング、法務、オペレーション、製品、人事、営業などの求人情報を幅広く提供しています。Builtinは現在、Consensys、Okcoin、Immutable、Uniswap Labs、TRON DAO、Ripple、Moonpay、OpenSea、Avalanche、Blockchain.comといった有名ブランドを含む27社、940以上のWeb3職を掲載しています。

多くの求人情報サイトとは異なり、Builtinは価値観に基づいた採用を重視しており、求職者はワークライフバランス、コミュニティへの参加、専門性の向上、多様性と受容、コラボレーション、育児手当の提供などの価値観を重視する企業を検索することができるのが特徴です。また、給与比較ツールも充実しています。

10. LinkedIn

LinkedInは、特にブロックチェーン、暗号、Web3業界における仕事を探すのに最適な場所であることが広く知られています。このプラットフォームは、スパム的なメッセージやリクルーターの反応率の低さでしばしば批判されてきましたが、特に労働市場が逼迫し、従業員に対する需要が高まるにつれ、LinkedIn の求職ツールとしての有効性が近年著しく高まっています。

実際、LinkedInは現在、技術系の採用担当者が人材を探す最初の場所の1つとして利用されています。特に、ユーザーのプロフィールや人脈から、応募前に候補者について多くのことが分かるという利点が評価されているようです。このアカウントでは、ほぼ無制限の接続要求、何千もの企業の詳細な人口統計および従業員情報へのアクセス、InMailメッセージを使用できます。

暗号、ブロックチェーン、Web3の主要企業のほぼ全てが、メインの採用方法ではないにせよ採用目的でLinkedInを活用しています。LinkedInは現在、米国内だけでも2万件近いブロックチェーン関連と1万件以上の暗号関連の仕事を掲載しており、Web3採用の最大のハブの1つとなっています。

暗号/ブロックチェーン分野は特定のプロジェクトのみが生き残る世界ではなく、分野全体の成長が必須となります。また、理解もせずにトークンのみを追うというのは非常にナンセンスです。Supra Oraclesは、今後も継続的に教育材料を提供していきます。