ConnextがMoonriverをL2プロトコルに統合

ブロックチェーン・ジャパン
2022/05/14 04:05

Connextは、KusamaのEthereum互換のスマートコントラクトプラットフォームMoonriverを、L2相互運用性プロトコルに統合しました。

Moonriverは、ネイティブに相互運用可能なアプリケーションを簡単に構築できるKusama上のパラチェーンです。姉妹ネットワークであるMoonbeamと同様に、Moonriverのスマートコントラクトプラットフォーム機能は、基本的なEVMサポートを超える比類のないイーサリアム互換性を備え、Kusama上でのアプリケーション構築のプロセスを簡素化します。

Connextは、Ethereum互換のチェーンやL2を越えて、価値転送やコントラクトの呼び出しを可能にするネットワークです。Moonriverに対応することで、ユーザーは新たな信頼要素を導入することなく、他のL2やサイドチェーンシステムから直接Moonriverへ資産を送受信することができるようになります。

増え続けるマルチチェーン環境では、資産の移動と相互運用性に関して、継続的な課題が存在します。Moonriverは、Kusamaにおいて最もアクティブなパラチェーンであることを実証しており、現在800万件以上のトランザクションがあります。ConnextとMoonriverの統合により、資産の移動プロセスを可能な限り容易にスピードアップさせることができます。Moonriverのユーザーは、チェーン間を移動するルートが追加され、好きな場所で好きなように資産を取り扱うことができるようになります。

ユーザーはxpollinate.ioにアクセスして、サポートされている資産（USDT/USDC/DAI/ETH）を使用してMoonriverとの間でクロスチェーン転送を開始できるようになりました。

Moonbeam Networkについて

Moonbeamは、Polkadotネットワーク上のEthereum互換のスマートコントラクトプラットフォームで、ネイティブに相互運用可能なアプリケーションを簡単に構築することができます。このEthereum互換性により、開発者は既存のSolidityスマートコントラクトやDAppフロントエンドを最小限の変更でMoonbeamに導入することができます。

詳細はこちら： https://moonbeam.network/.

Connextについて

Connextは、チェーンとロールアップの間で高速かつ信頼性の高い通信を行うためのネットワークです。この分野に存在する相互運用システムにおいて、新たな信頼性の仮定を導入することなく、低コストかつ迅速に実行できる唯一のものです。Connextは、ブリッジやその他のネイティブなクロスチェーンアプリケーションを構築する開発者を対象としており、現在までに13億ドルを超えるトランザクションがConnextのネットワークを通過しています。

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