こんばんは!今夜は、私のおすすめを紹介する「最強の〇〇」シリーズ、テーマは海外ドラマです!!
海外ドラマ第一弾では、『クリミナル・マインド』をご紹介したいと思います。こちらのドラマ、昨年完結しましたが15シーズンまで続いた長寿ドラマです。ここまで続くということはかなり人気があったということですが、本記事では、『クリミナル・マインド』がなぜここまで心をつかむのか?を考察していきたいと思います。
記事の最下部にyoutubeのディズニースタジオ公式チャンネル内予告動画リンクを貼っておきますので、気になった方はぜひご覧下さい。
ドラマの正式な名前は、『クリミナル・マインドFBI行動分析家』(日本では、『クリミナル・マインド/FBI vs. 異常犯罪』が一般的)です。
FBIの行動分析課(Behavioral Analysis Unit、BAU)のメンバーたちによる、精神的に問題のある連続殺人鬼を追うサスペンスドラマ番組で、一話完結タイプのため見やすい構成になっています。
このドラマが他の刑事ドラマと違うところは、BAUメンバーがプロファイリングのプロ集団ということです。残された手がかりから犯人の性別、年代、人種、家庭環境、職業などをプロファイリングすることができます。
メンバーは地元警察から上げられた連続殺人事件について、少ない手がかりから犯人像をプロファイリングし犯人を捕まえます。
2005年にアメリカでの放送が始まり、2019年1月に最終シーズンが完結しています。
なんと最終シーズンは15…。アメリカでは人気番組は何シーズンにもわたって制作されますが、非常な長寿ドラマです。
(今度別の記事で、人気の海外ドラマをピックアップできたらと思います。海外ドラマファンの皆様、楽しみにしていてください!)
視聴者の心を掴んで離さない理由の一つは、個性的なメンバーでしょう。
・記憶力無限大の若き飛び級博士(博士号3つ保持)、
・セクシーな魅力あふれるムキムキマッチョ、
・一般人としておくには危険すぎるほどの能力を持つ、女子力満点可愛いもの大好きの元天才ハッカー、
・美人すぎる元広報担当メンバー
・インターポールでの潜入捜査経験もある語学の達人、
などなど…あげたらキリがありません。
また、14年間も続いたドラマですが、主要メンバーの一部入れ替わりはあっても総取っ替えなどはありません。たとえば、上記の若き飛び級博士や、元天才ハッカーはシーズン1から出演し続けています。その他のメンバーも、5シーズン以上出ているメンバーが基本ですね。
ドラマもほぼ同じ時間軸ですので、10年以上一緒に仕事をしているメンバーもなかにはいるわけです。もう家族ですよね。実際にそう言って同僚を思いやるメンバーもいます。
シーズンが長いと、お気に入りだった主要メンバーの離脱とともに見るのをやめてしまう視聴者もいることでしょうが、そこまで入れ替わりが激しくないのも固定視聴者を獲得し続けている理由ではないでしょうか。
2つ目の理由は、犯人像から社会問題について考えさせられる構成になっているところです。
本ドラマの犯人による犯罪は本当に恐ろしく、割とリアルに撮影されている加害シーンはひどすぎて見ていられないことが多いです。実際、私もよく加害シーンは早送りしてしまいます…。
しかし、BAUメンバーのプロファイリングからわかるように、犯人はほぼ子供時代に虐待やいじめなどを受けて心に深い傷を負った人間です。そのトラウマや思い込みから逃げられず、殺人を犯してしまっています。
この状況を見ていると、虐待やいじめはその瞬間の苦しみだけでなく、本人の人生に多大な悪い影響を与え、さらに関係ない人間にも恐ろしい被害をもたらすことがわかります。精神に異常をきたし、殺人に至ってしまうくらいの恐ろしい経験、想像できますか…?
犯罪→犯人を追い詰める刑事ドラマならではのスリルを味わえるだけでなく、つらい過去に今も苦しむ人をどうにか救えないかと考えさせられることも視聴者をつかむ理由ではないでしょうか。
3つ目の理由は、各回での事件がありながら、解決に1シーズンかかってしまうような長期戦の「裏事件」も同時進行することでしょう。
ドラマきっての極悪犯が、ときにはBAUメンバーへの罠をしかけて危険な目に合わせることも、メンバーの大切な人にも危険な手が及ぶこともありました。悲しいエピソードもありました…。その傷を抱えながらもBAUは凶悪犯に挑んでいく。尊敬します。
人気ドラマというだけあって、1話や2話で完結しない極悪事件が裏で進むことも視聴者をつかむ理由ではないでしょうか。
もちろん綺麗事ではないので、ときにはあと一歩のところで犯人に先を越され、BAUメンバーの目の前で命が絶たれてしまうこともあります。それを救えなかったメンバーはきっととてつもなく自分を責めるし、つらいでしょう。
そんなシーンで、苦しむメンバーに同僚が言った言葉が「救えなかった命ではなく、救えた命のことを考えろ」です。
確かに一歩及ばずでした。でも、BAUが捕まえたことで防げた犯罪は、救えた命はどれほどでしょうか。この言葉には、「自分を責めないで」という気持ちも込められています。
凶悪犯に立ち向かうことは非常に精神的・身体的にエネルギーが必要です。そんなメンバーを奮い立たせる言葉ですね。
アメリカ国民の命を守るため、これからもBAUメンバーには頑張って頂きたいですし、ここまでかなりの不可に負けず戦ってきてくれたメンバーにはねぎらいの言葉をかけたいです。
ここまで『クリミナル・マインド』の推しポイントをご紹介してきましたが、いかがでしょうか?
現在Hulu、Amazon Prime Videoで配信中ですので、興味を持っていただけた方はぜひ観てみてください!!
※Netflixは非会員のためわかりませんでした…。また、配信シーズンは一部のみの場合もあるようですので、詳しくはご確認ください。
一緒に『クリミナル・マインド』の世界に浸りましょう!!
また、以下に『クリミナル・マインド シーズン8』の予告動画リンクを貼りますので、気になった方はぜひご覧下さい!
本記事で『クリミナル・マインド』に興味を持っていただけた方、私も海外ドラマや『クリミナル・マインド』好きだよって方、いいねしていただけるとうれしいです!!
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!また次回の記事でお会いしましょう!!
▼予告『クリミナル・マインド シーズン8』▼