だあ、だあ、かわいい赤ちゃんだよ。
トイレの神様についての下記ツイートを見て、
「トイレの神様のご利益とは」について考え始めたら140字を超えてしまったので、こうして記事になったよ。
たしかによくある神様の設定だと「誰も参拝に来てくれないから神通力が弱くなった」とかあるし、そもそもトイレにお賽銭を投げ込んだりできないから、神様がいたとしてもパワーは激弱って可能性もありそうだよね。
そのあたり実際どうなってるんだろう、について、下記にならべてみたよ。
恥ずかしながら、『トイレの神様』という楽曲を一度もちゃんと聞いたことがなく、せっかくの機会なので、歌詞を見ながら拝聴させて頂きました。
【KING RECORD公式PV】
曲、長っが。10分近くあるんですねこれ。ラジオのリクエストから火がついた楽曲とのことですが、他の楽曲が1曲あたり3分〜4分として、カットされなければ、ラジオに1度登場するだけでざっと3倍以上の時間を占有して流れているわけで、振り返ってみると、人の耳に入りやすい仕組みだったんだなと感じます。
問題のトイレ部分については、作中において、下記の通り表現されています。
トイレには それはそれはキレイな
女神さまがいるんやで
だから毎日 キレイにしたら 女神様みたいに
べっぴんさんになれるんやで
商売繁盛や縁結びなどのジャンル分けでいうと、トイレの神様は美容の神にあたるようです。「べっぴん」という単語についても、(本来的には日本国語大辞典などで調べるべきなのですが)ざっと調べたところでは「容姿に優れた女性」という解釈でずれはないと判断しました。
たしかに、トイレだけに限らずの話ではありますが、普段から掃除を習慣づけていると、ちいさな汚れに気付くようになったり、身なりにも清潔感があらわれたりと、少なくとも「キレイ」という言葉に対してのポジティブなフィードバックが得られそうですし、「トイレ掃除を習慣づけることで、キレイな女性になることができる」は妥当性のあるご利益であると思います。
まとめ:
◯「トイレの神様」は美容の神さまだった
『トイレの神様』の作者である植村花菜さん。ぱっと見、植物由来の成分が強そうな名前でとてもキャッチーなのですが、『トイレの神様』のヒット以降どのような活動をされているのか、Biographyをざっと見てみることに。
【なぜかusドメインの公式サイト】
それによると、
2010年:『トイレの神様』がヒット
2012年:ストリートライブや飛び入りライブをしながらアメリカ大陸を横断
2013年:アメリカ大陸で知り合ったジャズドラマーと結婚。新アルバム発売
2015年:第一子を出産
2016年:NYへ移住
2018年:現地ニュース番組の主題歌に抜擢。植村花菜→Ka-Naに改名
2019年:日米で新EPの発売
と、そもそも今や植村花菜でもなければ日本で活動してもいないようです。表立った場でお見かけしないのもある種当然といえば当然でしたね。
振り返ってみると2012年に何があったんだという感じではありますが、お子様が生まれて、海外移住をされて、それでもなおアーティスト活動ができている胆力は純粋に尊敬します。公式サイトがusドメインであった謎は解けましたが、アーティストネームが植物由来でなくなったのは少し残念ですね。
まとめ:
◯ご結婚され、ご出産の後に、海外移住していた
◯海外に軸を移して音楽活動していた
『トイレの神様』の歌詞中、殆ど締めの部分に、下記のようなセンテンスが存在します。
トイレには それはそれはキレイな
女神さまがいるんやで
おばあちゃんがくれた言葉は 今日の私を
べっぴんさんにしてくれてるかな(中略)
気立ての良いお嫁さんになるのが 夢だった私は
今日もせっせとトイレを ピカピカにする
前述の通り、ご結婚され家族で海外で暮らしているKa-Naさんは、気立ての良し悪しの判断は個人差としても、少なくとも「お嫁さんになる」ことは達成されており、ご利益はないとは言えないかなと感じます。
無の証明ってとてもむずかしいので、トイレ掃除の実施有無に対して悪魔の証明を挑むことも、トイレの神様不在説を声高に唱えることもしないので、結論としては、気立ての良いお嫁さんがいらっしゃったという事実を以て、トイレの神様はいたのかもしれないな、という結びとさせて頂きたく。
そんなことより米津玄師ver『パプリカ』のPVがものすごいサイケなことに今更気づいたのでみなさんも見てください。