電力とブロックチェーンは相性が良いと思っている。これから注力したい分野である。なぜなら、ブロックチェーンと電力は様々な形で連携しているからだ。
例えば、
①ブロックチェーンを維持するためには電力が必要である。
②電力を識別するために、ブロックチェーンが有効である。
特に②は、実際のビジネスまで設計できるのか非常に気になっている。
このことに関して、よく”水”が引き合いに出される。水は識別・区別しなければどれも同じような水であるが、どこで作られた水か識別し、それをペットボトルなどで区別してコンビニなどで並ぶことで、水の値段が変わってくる。それらはきっと水道で出てくる水よりも価格が高い。付加価値がついている。
今は電気は、どこで発電された電気を家や工場で使っているかわからない。今後、ブロックチェーンを使って識別・区別できるようになれば、水と同様に付加価値分がビジネスになる。
逆に、水と異なる点は、電力の販売は購入と実際の取引のタイミングが異なることである。電力は貯蔵できないので、溜まっている水を欲しい人に対して、随時払い出すことはできない。電力は、30分単位で”購入予約”が取引される。実際の電力が行き来するのは、その後である。
この界隈で進んでいるプロジェクトやICOが多々あるようなので、調査を続け次第、この記事をアップデートしていく。