回復までに10年以上の月日がかかってしまった、元アルコール依存症のMasaです。現在56歳で21歳になる娘がおります。
私たちが経験してきた地獄を知って頂き、
どうやったら、アルコール依存症にならずに、楽しくお酒を飲み続けることができるのか?
またすでにあなたやご家族がアルコール依存症なのではないか?という不安をお持ちの方にも
お役に立つ情報をお伝えしてまいります。
私は約10年以上前にアルコール依存症と診断されました。それ以降、首都圏の有名なアルコール依存症の専門機関(久里浜医療センター、榎本クリニック、神奈川県立精神医療センターなど )の多くの医療施設にお世話になることになります。
再飲酒と入退院を繰り返しながら、ようやく、このような文章が書けるまでに回復しました。救急搬送も数十回にのぼります。仕事も家も失いました。
「なんでこんな病気があるのか?」と神様を恨みたくなる心境です。かつて、私も「アル中なんて、意志の弱い飲んだくれがなるもの。」というような理解しかありませんでした。
まさか、自分がアルコール依存症にかかるとはつゆとも思わず、まるで他人事でした。
アルコール依存症はお酒を飲む人であれば、誰もがかかる病気です。女性とお年寄りは特になりやすいので、注意が必要です。女性の方は「そんなのずるいじゃないか!」と思われるかも知れませんが、女性は肝臓が小さい分、アルコール依存症にかかりやすいのです。
「キッチンドランカー」という言葉あるように、主婦であれば、人目をはばかることなく、時間も気にせずにアルコールを口にすることができるので、それだけリスクも高くなるのです。
アルコール依存症は花粉症と同じように一度発症したら、完治はしないのです。私もできれば、この病気になる前に「アルコール依存症の知識」が欲しかったのです。「アルコール依存症予備軍」の間に対処の方法さえ理解してしまえば、問題ないのです。
「ギリギリセーフ」でもいいのです。私は10年以上に渡り、苦しんできたこの病気になる人が一人でも増えないようにこのブログを始めます。
乞うご期待!
Masa