先日のドライブ中、モデルの浜島直子さんがパーソナリティを務めるラジオをたまたま聴いていて衝撃を受けました。
芸人をしながらゴミ清掃員としても働くマシンガンズの滝沢さんという方がゲストで日々ゴミを回収することで気づいたことが
お金持ちのエリアになるほどゴミが圧倒的に少ない
ということ。
そうなんです。
ちょうど家の中を断捨離中で、捨てるものは大体が3COINSや100均で買ったもの。
店頭で「きゃーこれかわいい❤️300円?安いし買っちゃおう!」「いるかなーどうしようかな。100円だしいっか」という軽い気持ちで買った物は大体1年をめどに断捨離行きか、壊れて使わなくなるか。
そういうものが多いこと。それがあったので滝沢氏の話には雷を打たれたような気分でした。
お金持ちにもランクがあって、僕は松竹梅で分けています(笑い)。松のゴミになると本当に生活しているのかって思うくらい少なくて、「自分が認めた物以外には1円も払わないぞ」っていう信念が漂っている感じです。
庶民エリアからはチューハイ缶、たばこ、100円ショップのかご、洋服が大量に出ることが多いのですが、お金持ちエリアでそういうことはない。一般人のゴミには、安いけど長持ちしない「消え物」が多くて、お金出してゴミを買ってるんじゃないかって思うくらいです。だから、ゴミの量は貧しさと比例しているような気がします。とが多いのですが、お金持ちエリアでそういうことはない。一般人のゴミには、安いけど長持ちしない「消え物」が多くて、お金出してゴミを買ってるんじゃないかって思うくらいです。だから、ゴミの量は貧しさと比例しているような気がします。
お金を出してゴミを買っているー。
この言葉が本当にその通りだなあ、と思って。
私が生きてきた約40年、その間に100円均一がどんどん成長して、「安いけどしょせんはガラクタ」なイメージから、今では「おしゃれで安い」になりました。
ひとたび店にはいれば数えきれないほどのアイデア溢れる便利グッズがずらーっと並び、目的のもの以外のものまでカゴに入れて買っちゃうはめに。
結局それって必要ないのに買ってるってことなんですよね。
お金も出るしゴミも出る。=ゴミを買ってる
ラジオでおっしゃってったのはお金持ちのエリアになればなるほど服なんてものはゴミに出ない。
出るのはトレンドのフィットネス用品(といっても安いものではなくてジョーバとか数十万のお高いもの)が同じ時期にだいたい粗大ゴミででるそうです。
そして生活ゴミはオーガニックのパッケージが多いことから、お金持ちになればなるほど日ごろの健康意識が高いと分析されてました。
そう思うと100均で必要なもの+その場でいいなあと思って買ってしまい1000円使うよりも、必要なものだけ1000円だして上等なものを買う方が結果的に長く使えるし、家に無駄なものも増えない気がします。
100均ってあればついついよってしまいがちな私でしたが、この話を聞いてから行かないようになりました。
ゴミを出す時もただゴミをゴミ箱にいれて出すのではなく、日頃からなるべくコンパクトになるように小さくたたんでから捨てるようになりました。
それだけでもゴミの量って全然違います。
きっとお金持ちの方は毎日物を大切にして生きていらっしゃるのだと思います。
そういえば私も祖母もそうでした。
彼女は世に言うお嬢様でしたが、上質なものを日々使い、纏い、無駄なものは一切買わない人でした。
彼女は世に言うお嬢様でしたが、上質なものを日々使い、纏い、無駄なものは一切買わない人でした。
価値が残らないアクセサリーは買わず、この先何世代に渡って使い続ける宝石のジュエリーを好んで買いました。
私の兄が小学生になる年、勉強机がそろそろいるだろうと買ってきたのが、大企業の社長が使うような机と椅子のセットでした。
日頃から彼女の部屋はちりひとつなく、きっちり整頓され、お花が活けられていました。
そして
ゴミの出し方もとてもエレガントでした。ゴミを集めて出す、という動作がまるで茶道や花道の作法のように。
祖母の亡き後、彼女のジュエリー、ファッションは私の母が堪能し、私にも徐々に譲られ使われています。この先もそれが続くでしょう。
40代になった兄は今でも祖母が買ったあの社長の机と椅子のセットを使ってます。むしろ今の方がしっくりくるようになったそうです。
一瞬一瞬は安くても、その価値がどれぐらいなのかー。
これからはインフレや戦争による原料高の影響もあって、グローバルで安く商品を販売するよりも、小さく高品詞な物を販売する時代がやってくるのでは、と私は考えています。
だからこそ祖母のように良い物大切に長く使える人間でありたいと思います。