仕事柄、人の見た目から受ける印象を観察してしまう私。
見た目の印象から想像する性格が当たっているなあ、と感じた先週の出来事を今日は書こうと思います。
私がいつも通っているヘアサロンはもともと前の住まいの近く。自宅から徒歩5分で行けるのでホットペッパーで予約したのが始まりです。
初回に担当してくれた方が身綺麗でヘアスタイルもおしゃれで、それでいて気さくで礼儀正しくて、、、
そして繊細なシャンプーとカットで理想通りのヘアスタイルにしてくれたことがきっかけで、引っ越した今、遠くなってもバスを乗り継ぎ通っています。
そのサロンにはあと数人のスタイリストさんがいるのですが、そのうちの1人に行くたびに違和感を感じていました。
いつも指紋で曇ったメガネ。
とりあえずひっつめにした髪。
乾燥しまくりの茶髪。
中肉中背に家着のような格好。
びっくりするような大声の笑い声。
全体から受ける印象は「だらしない女性」。
そんな印象がありました。
その方とお話したこともないしカットをしてもらったこともありません。
だから想像上ですが、カットも繊細さがなくてただ切った、という感じにされそう。シャンプーも雑そう。
そういうイメージを持っていました。
そしてつい先日。
そのサロンでカットに加え初めてクリームバスなるリラクゼーションメニューを予約してみました。
するとクリームバス担当といって現れたのが、その雑そうなスタイリストさんでした!
開口一番、
「今日も暑いっすよねー」
と言われてびっくり。
子供の話になって
「マジっすかー?!!」
と言われてまたびっくり。
マジっすか?の後に店内に響き渡る大声で笑われてさらにびっくり。
初対面で、それなりの金額のするサロンで、語尾長めの「◯◯っすかー?」って。。。
昭和女の私には衝撃でした。
まあ、でもそれはともかくクリームバスが気持ちよければ全て良し、なわけで。
個室が暗くなり、ヒーリングミュージックが流れいよいよ至福のクリームバスタイム。
「温度大丈夫っすかー?」
「うわー頭めっちゃ疲れてますねー」
「子供って乗り物好きっすよねー」
語尾を伸ばすな、指紋メガネ。
語尾が気になってぜんっぜんリラックスできない。
バシャバシャっ
ざーーーー
耳の中にお湯がざぶんざぶんはいってくるのはメニューの一貫だろうか。
そんな30分が続きリラックスどころか若干ストレスが溜まったクリームバスが終わりました。
そこで私は確信できたのです。
やはり人の印象というものは外見に出ている、と。
繊細な仕事をする人はきっとメガネが指紋で曇っていない。
人をキレイにしたいと思う人は朝起きたてのようなひっつめ髪にはしない。
外見は語ります。
自分で「私は(僕は)こういう人間です」といちいち説明しなくても、外見はメッセージを発信します。
このことがあって改めて私も自分自身を省みました。
コロナになってから、出産してから、着るものが楽ちん服ばかりな私。
人のこと、言えません。
コロナ禍だからこそ気を引き締めて自分の仕事に向き合いたいです。
先日。カットに加えクリームバスなるリラクゼーションメニューを初めて予約しました。カットはいつもの方