今回は、クラウドファンディングという資金調達方法に参加する支援者側のリスクについて、お伝えします。
クラウドファンディングとは、そもそも利益追求のためのものではない。
そして、クラウドファンディングは、資金調達を目的とし、手数料等が取られることを考えられる以上、支援金以上が返ってくることは期待するべきではない。
このことより、支援者は、あくまでも支援することを目的とするべきである。もちろん投資型というクラウドファンディングもあるが、必ず支援金以上の価値になるとは、保証されない。
プロジェクトオーナーの大半は、もともと資金不足のため、この方法に頼る。よって、支援金以上のクオリティを出せないこともある。
そもそもプロジェクト自体が破綻している可能性がある。プロジェクトの目標達成金額を集めたとしても、それがクオリティを担保するものではない。
プロのパフォーマンスを望んで支援した。しかし、所詮素人の遊びでしかない。ということもありうるのだ。
支援者の納得がいくようにプロジェクトオーナーも、プロジェクトをクラウドファンディングと、同時並行で進めていくべきだ。だが、プロジェクトそのもののモチベーションが、下がることにより、パフォーマンスの低下する。
これらは、一見プロジェクトオーナーにすべての問題があるように思えるが、支援者側のサポートによって好転する。
それほどクラウドファンディングは、和を紡いでいくことで、大きくなるが、どこか綻びができれば脆い。
以上のことが、支援者側のクラウドファンディングのリスクである。十分に留意してほしい点を並べた。
支援者として、プロジェクトを引っ張ってほしいとはいわない。ただ、そっと背中を押してあげるような立場でいてほしい。
これからの信用を主とするネットワーク社会は、幸運と悲運が表裏一体であることを胸に刻むべきである。
それでは、それでは