スクラッチ(Scratch)はMITが開発した子供向けプログラミング言語です。文部科学省に「小学校プログラミング教育に関する研修教材」というサイトがあります。そこでは、スクラッチとビスケット(Viscuit)の教材が載っています。文部科学省ではプログラミンという言語も使っていましたが、もう開発は終了しており今後はプログラミンは使われなくなるものと思われます。
私の体験教室では、ネット環境があまり良くないので、デスクトップ版(Scratch Desktop)を使用しています。デスクトップ版なら、ネットが不調でも使えるから運営側としても安心です。
私がプログラミング体験教室の講師をしていて、スクラッチで受ける質問のトップ3を紹介します。
1. キャラがいなくなっちゃった!
2. キャラが見えなくなっちゃった!
3. スクラッチを家でやりたい!
どれどれ、と画面を見ると、以下のようになっています。
よく見ると、風船(キャラ)のしっぽが右上に少し見えています。これは、キャラをつかんで真ん中あたりに持ってきてもいいし、座標を指定してあげてもいいです。座標を指定するには、「x座標を0、y座標を0にする」という命令を実行してもいいし、キャラのプロパティとしての座標を設定してあげてもいいです。
1と違い、画面上にキャラが見えません。これは、キャラが「隠れている」状態になっています。そのときは、「表示する」命令を実行してあげればいいです。
家でもタダでできます、と教えてあげます。MITのスクラッチのサイトはこちらですと案内します。
私の教室では、チョー簡単なものから骨のあるものまで、課題を用意しています。その中の1つを掲載しますので、ご興味がありましたらやってみてください。
以下は乱数を使って四則演算の問題を出題するプログラムです。割り算に難があり、7÷3などの割り切れない問題が出題されてしまいます。これを割り切れる簡単な問題になるように修正してください。
以上