お疲れsummer。
本稿は、画像を作ってくれる生成AI「DreamStudio」で作った画像をスプライト(キャラ)として子供向けプログラミング言語「スクラッチ」に取り込む方法を記載します。
デザイナーの方、「もっとスマートな方法があるよ」という方は、ぜひ教えてください。すごい高価なツールを使えばいいのかもしれませんが、私はDreamStudioにのみ生成料を支払っています。
1. DreamStudioにアクセスします。アドレスはここです。
アクセスすると、以下のような画面になります。過去に既に画像を作ってある場合、それが履歴として表示されます。以下に表示されているのは「かわいい幽霊」です。
2. スタイルをLine art(ラインアート)にします。Anime(アニメ)でもいいかもしれませんが、Line artの方が取り込める画像が作りやすくなります。
3. 画像のサイズは変えず、デフォルトの1024x1024のままでいいです。256x256などに変えると、以下のように全体が描かれない画像が作られてしまいます。
4. DreamStudioへの指示は英語で行います。そこで、翻訳ツールに指示文を記入し、英訳します。
5. Promptに英語の指示文をコピペします。
6. Negative promptに「background」と記載します。これは、スクラッチに取り込むときに背景が邪魔になるため、背景に何も描かないようにする指示です。
7. 準備ができましたので、Dreamボタンを押します。
8. 無事に画像が生成されました。ただ、どれも耳がありますね...。Negative promptにearと記載すればよかったのかもしれません。
9. 画像を作業フォルダにダウンロードし、わかりやすい名前をつけます。
10. 画像はPNG形式になっているので、これをSVG形式に変換します。変換ツールを持っていればそのツールで変換しましょう。私は持っていなかったので、アドビのネット上のサービスを使いました。
11. 変換したい画像ファイルをアップロードします。
12. ダウンロードボタンを押すと「ログインしろ、またはアカウントを作れ」と言われるので、画像を右クリックし名前をつけて保存します。セコい。
13. スクラッチで、スプライトをアップロードを選択し、SVGファイルをアップロードします。
14. スクラッチに生成AIが描いたキャラを取り込めました!ここでは、キャラのサイズを10%に指定しています。
あとは、こんなかんじでコスチュームを編集していけばOK!ちょっとサイズが大きすぎたようです。SVG形式に変換する前に、なんらかのツールでサイズを縮小すればいいようですね。
いかがでしょうか?
生成AIも使いようですね。早く日本語で指示できるようになってほしいです。
以上