食べかけのカツカレーと俺の女


家 

なんだよ。あいつ。週末は仕事だから会えないって。

ほんとコンサルタントってやつは、どんなけ仕事するんだよ。


今日は何するかな


ドラマ撮影も終わり、暇を持て余していた。珍しく1週間オフという珍しい状況だ。俺の名前はこういち


ひまだと思っていたら11時すぎになった。

暇でも腹は減るんだな。昼飯行こっと。


やっぱカツカレーだな。

めちゃんこカツカレーが大好きなんだよね。

Mariと出会ったのもカレー屋。


あれは1年前の雨の日だった。


ってそんなわけないやろ。


Mariとはネットで知り合ってその流れでオフ会でだな。いろいろいいことあってそれからの付き合いだ。その話はまたの機会だな。


新宿

ということで新宿にあるカレー屋に行った。もともと蕎麦屋の店主がカレー作ったらはまってしまってカレー屋になってしまったというなんか江戸っ子にありがちなパターンだった。


そのあとは新宿でうろうろして映画をみた。ちょっと前の映画だが華麗なるギャッツビーのリバイバルがやっていた。めずらしいな。これにするか。




F・スコット・フィッツジェラルド彼の小説はあらかた読んだ。このアメリカンな感じが好きだ。こんなところもMariと話しが合うところだな。Mariもやたらアメリカが好きだ。ニューヨークにいつか住みたいともいってた。あはは。


結局、さらにもう1本映画をみてしまい結局もう外も暗くなってきてしまった。家に帰ってラジオでもきくか。ALISラジオに投稿していた俺は少しウキウキしながら地下鉄にのり帰路についた。


六本木


と東西線に乗り込んだところでMariからメッセージが。


『1時間だけ時間とれるけど夕食どう?今日は徹夜になりそうだからカツカレーで気合い入れたいわ』

はっ。カツカレーかよ

まあいいか。俺は地下鉄を乗り換え六本木に向かった。MariとはCoCo壱の前で落ち合い1時間だけのデートを楽しむことにした。


ココイチ

Mariがカツカレーで俺がカツカレーじゃないメニューを頼むわけには行かない。おれはカツカレー500g Mariはカツカレー 6辛 300g チーズ、ほうれん草追加トッピングのオーダーだ。

少しだけの時間でもMariと会えるのはうれしい。俺とMariはメディア論についてやりとりをしながらカレーを食べ始めた。


ポロリン


MariのiPhoneが鳴った。Mariは画面をみるなり。まずい。行かなきゃ。ごめんね。ちょっとやばいのよ。


といいかがら食べかけのカツカレーを残して走っていった。




いつもこんな感じだ。あった時間は10分くらいか。


ははは。


おれはMariの残したカレーを一口たべた。


うええ。辛いちゅーの。むりだわ。少し涙がでた。辛いからなのか寂しいからなのかわからない。


改札

俺は家に帰ることにした。



僕が改札に入ろうとしたその時

こういち

Mariが走ってきた。彼女は言いたいことがあったのでおいかけてきたと


『来週からのロスでの撮影頑張ってね。ちゃんと帰ってきてね』


と彼女は僕に抱きつきキスをした。少し涙ぐんでる。


半年間ロスの撮影で僕は日本にいられない。彼女と合うのは今度は半年後だ。少し嬉しかった。やっぱりMariはいい女だわ。


シン・ゴジラのロス大決戦


映画成功させるぞと誓った僕であった。


その後、ロスでプロポーズをするのはまた別のお話...

公開日:2018/10/06
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  • はるか先生
  • @haruka
ブロックチェーンの技術ビジネス/dAppsとProtocol周りが得意/ブロックチェーンの技術関連の寄稿
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