慶長5年9月15日は関ヶ原の合戦が起きた日です。西暦では1600年10月21日ですが、9月15日は毎年Twitter上で関ヶ原の戦いが繰り広げられます。#関ヶ原2022 も東軍勝利となりました。423回目の関ヶ原の合戦です。
来年2023年のNHK大河ドラマは徳川家康を主人公とした『どうする家康』です。東軍の士気は高まります。『どうする家康』の主演は松本潤さんですが、9月15日は嵐が結成された日でもあります。2022年9月15日は嵐結成23周年になります。嵐ファンの盛り上がりも東軍の追い風になります。これは #関ヶ原2021 も同じです。
2022年の新しいところはNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』があります。『真田丸』で石田三成を演じた山本耕史さんが『鎌倉殿の13人』で三浦義村を演じています。しかし、三成は義村ほどの処世術を有しておらず、やはり西軍の武将達から既読スルーやブロックをされました。
一方で『おんな城主 直虎』で井伊直政を演じた菅田将暉さんは『鎌倉殿の13人』では源義経です。そのために東軍の直政は義経並の強さを発揮しました。
2020年から世界は新型コロナウイルス感染症(COVID-19; coronavirus disease 2019)のパンデミックを経験しています。これは関ヶ原にも影響しており、#関ヶ原2020 以来、Zoom軍議のようにNew Normalのネタを取り入れています。これは2022年も健在です。
世界保健機関WHOのテドロス事務局長は9月14日に「まだ到達していないが、パンデミック終焉が視野に入っている」と述べました。コロナの根絶ではなく、パンデミックの終焉です。適切な感染対策を行うことは前提です。対面コミュニケーション至上主義に戻すのではなく、テレワークやZoom会議など非対面非接触の新しい生活様式を続けることは意味のあることです。
関ヶ原の合戦は西軍にとっては南宮山の毛利勢が動かず、松尾山の小早川勢が裏切ったことが敗因です。毛利勢が動かなかったことは宰相殿の空弁当と揶揄されます。#関ヶ原2022 では出前館やUber Eatsを注文しまくっています。
Twitter上の関ヶ原の合戦は企業公式アカウントが参戦することにも面白さがあります。ファッション通販のニッセンは寝返りしやすい寝具シリーズを松尾山の将兵に販売しました。これで寝返りしやすくなるならば徳川家康がイライラして鉄砲を撃ちかけることもないでしょう。
ニッセンは石田三成には「木こりの服などもご用意ございますので、ご利用お待ちしております」とリプライしました。敗走して落ち延びること前提になっています。
関ケ原2020はソーシャルディスタンスが明暗