東京都江戸川区船堀の温浴施設「天然温泉 東京健康ランドまねきの湯」が2023年9月3日に閉館します。正式名称が「天然温泉 東京健康ランドまねきの湯」と長いことには理由があります。最初は東京健康ランドでした。昭和の香り漂う歴史ある施設です。
その後に経営主体が変わり、まねきの湯が付きました。招き猫がマスコットキャラクターになりました。一言で言うならば、まねきの湯になります。テン年代に入って温泉を掘削し、天然温泉となったという進化する施設です。天然温泉は銭湯やスーパー銭湯との大きな差別化ポイントであり、外せません。
天然温泉は美肌効果のある「美人の湯」です。地下から汲み上げた温泉です。アルカリ性で肌がツルツルします。この美人の湯が最も熱い湯です。強く温まりたい向きに良いです。保温成分も含まれています。
まねきの湯は桧風呂や露天風呂、バイブラ湯、ジェットバス、シルクインバス、パルス(電気)バスなど多彩です。複数の湯舟があると自分好みの湯を探す楽しみがあります。檜風呂は手すりだけでなく、浴槽も檜という本格的なものです。檜風呂の近くは滑りやすく、要注意です。
露天風呂は本格的な石造りです。但し、都心部では仕方ないことであるが、天井も傘のような屋根に覆われており、開放感はそれほどでもないです。それでも外気は感じられます。露天風呂には寝ながら浸かれる風呂もあります。
サウナは高温サウナと塩サウナの二種類があります。シャンプー、ボディソープ、髭剃り、歯ブラシが用意されています。過去の夏には冷シャンプーや冷ボディソープがありました。涼やかな感じになります。
まねきの湯は入浴後の休憩施設も豪華です。招き猫が手招きしているような空気が流れています。食事処では焼肉や定食、サラダや麺類など様々な食事が提供されています。北海道フェアを開催した時期にはジンギスカン鉄板焼きなどを提供しました。食事処には舞台があり、イベントも行われました。都内の日帰り入浴施設でありながら、温泉地に来た気分になれました。
まねきの湯には、漫画読書部屋もあります。寝そべって漫画を読むことができ、漫画喫茶よりもくつろげます。休日に一日過ごすこともできます。のんびりゆっくりと過ごすことができます。宿泊できるところが大きな特徴です。一晩寝て、翌朝に朝風呂に入ると、その日は体がポカポカした感じになります。
館内の注文は下足鍵のバーコード読み取りで行います。アイスクリームなどの自動販売機もバーコードを読み取って購入できます。退館時に清算します。2018年1月前後に退館時の清算も機械化されました。バーコードを機械に読み取らせ、現金やクレジットカードで支払います。
フロントの前には土産物が販売されています。土産といっても江戸川区の御当地ものが販売されている訳ではありません。紀州の梅干など船堀とは関係ないが、スーパーなどでは見られない珍しいものが多いです。袋が普通のものよりも巨大なスナック菓子が印象的でした。この点も旅行に行った気分になります。
料金は相対的に高価格ですが、混雑を避ける価格と考えれば消費者にとっても価値があります。まねきの湯を運営する株式会社コシダカにはカラオケボックス「カラオケ本舗 まねきねこ」で知られています。まねきの湯にもカラオケボックスを併設します。
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