皆さんはストレスが溜まった時、どのようにリフレッシュをしていますか?
私はよく同僚にリフレッシュ方法を尋ねるのですが「音楽を聴く」とか「遊びに行く」といった答えが多く「なんとなくストレスオフ」した気になっている方が多いなぁと感じていました。
とはいえ私自身も、運動や読書で「ストレスオフした気になっている」ことが多く、科学的根拠に基づいたストレスオフをしたいなと思ったので #ストレスオフとは についてまとめてみました。
まずストレスについて。そもそも心身の健康は、脈拍や血圧など、人間が生きる上で重要な体の機能をコントロールする【自律神経】がバランスよく働くことで保たれます。主に日中働く「交感神経」と、リラックス状態や夜寝している時に働く「副交感神経」から成る自律神経ですが、ストレス時には交感神経の緊張が高くなり、自律神経のバランスが崩れてしまします。
ストレス時「他人から受ける何かしらの刺激によって生体に歪みが生じ、ヒトの体が適応を迫られている状態」
ストレスが生じると自律神経のバランスが崩れ【コルチゾール】が分泌されます。通称ストレスホルモンと呼ばれる副腎皮質から分泌されるステロイドホルモンで、免疫機能の低下や高血圧、糖尿病、肥満などを誘発します。。。
このストレスホルモンの分泌を抑えるには、コルチゾールの分泌を抑制することで癒やしをもたらしてくれる【オキシトシン】を分泌させなければいけません。ストレス中枢を沈静化してくれる、オキシトシンは愛情ホルモンとも呼ばれています。手をつなぐ、ハグする、マッサージといった人同士の触れ合い= #グルーミング 行動で分泌が活性化することがわかっています。が、これは世のシングルにとってあまりにもハードルが高いぞ。。
グルーミングは1936年免疫学者のハンス·セリエ博士によって使われ始めた言葉で、サルなどの「動物が仲間同士で行う毛づくろい=社会生活を営むために重要な役割を果たしている」と主張したもの。
つまり触れ合いが大切なんですね、それが難しいんですが。
しかし、朗報です!
直接肌が触れ合うスキンシップの機会がない、というかむしろ緊張してストレス。という私のようなあなた。
なんと親しい人と顔を見合わせてのコミュニケーションや、楽しい会話だけでも、愛情ホルモンを分泌する役割を果たしてくれるんだそうです。
いくら職場環境に満足していても、日々どうしても多少のストレスは溜まるもの。重要なのはストレスの仕組みを知って、上手〜くコントロールしていくこと。
なんだか呼吸が浅く落ち着かない、、と感じた時はPCやスマホから離れて15分でも親しい人とコーヒーブレイクを取りましょう◯。
科学的に #ストレスオフ 効果があると理解しているだけで、リフレッシュ度が変わるはずです!